インスタンスを作成する - Oracle Cloud Infrastructureを使ってみよう(その3)

Version 23

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    この章では、作成済みの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)の中にコンピュート・インスタンスを作成していきます。

     

    所要時間 : 約20分

     

    前提条件 :

    1. クラウドに仮想ネットワーク(VCN)を作る - Oracle Cloud Infrastructureを使ってみよう(その2) を通じて仮想クラウド・ネットワーク(VCN)の作成が完了していること
    2. 2048bit 以上のRSA鍵ペアを作成していること (手元にない場合はこちらを参考に予め鍵ペアを生成しておいてください)

     

    注意 : チュートリアル内の画面ショットについては Oracle Cloud Infrastructure の現在のコンソール画面と異なっている場合があります

     

    1. 新規仮想マシンインスタンスの作成

    第2章で作成した仮想コンピュート・ネットワーク(VCN)に、新しくインスタンスを作成していきます。

    今回はコンソールから、一番小さなシェイプ(1 OCPU)の仮想マシン(VM)タイプの Oracle Linux 7 のインスタンスを1つ作成します。

     

      1. コンソールメニューから コンピュートインスタンス を選択し、インスタンスの作成 ボタンを押します

      2. 立ち上がった コンピュート・インスタンスの作成 ウィンドウに以下の項目を入力し、Launch Instance ボタンを押します
        • インスタンスの命名 - 任意 (画面はTestVM1として入力しています)
        • 可用性ドメイン - 集合ハンズオン環境を利用している場合は、講師の指示に従って選択してください。その他の場合は任意のアベイラビリティ・ドメインを選択できます。
        • イメージ・ソースの変更 - Oracle Linux 7.6 の最新のイメージを選択
        • シェイプ - VM.Standard2.1 を選択
        • ブート・ボリュームの構成 - 特に何も選択しない
        • SSHキーの追加 - ファイルの選択 ボタンを押す、もしくはファイルをドラッグアンドドロップして、ローカルPCにある生成済みのキーペアのうち公開鍵 (画面ではid_rsa.pubを選択しています) を選択
        • ネットワーキングの構成
          • 仮想クラウド・ネットワーク・コンパートメント - 第2章で作成した仮想クラウド・ネットワークが所属するコンパートメントを選択 (画面は handson を選択しています)
          • 仮想クラウド・ネットワーク - 第2章で作成した仮想クラウド・ネットワークを選択 (画面は TutorialVCN を選択しています)
          • サブネット・コンパートメント - 第2章で作成したサブネットが所属するコンパートメントを選択 (画面は handson を選択しています)
          • サブネット - 第2章で作成したサブネットを選択 (画面は Public Subnet Ebnm:AP-TOKYO-1-AD-1 を選択しています)

    注)2019/9/30 デフォルトでパブリックIPを付与しないオプションが選択されるようになりました。パブリックIPアドレスが必要な場合はここで「パブリックIPアドレスの割当て」を選択するようにしてください。

        • 拡張オプションの表示 を開く
          • フォルト・ドメインの選択 - (任意)特定のフォルト・ドメインを指定したい場合は選択。(画面は空欄)
          • プライベートIPアドレス - (任意)プライベートIPアドレスを固定する場合は入力、空欄の場合はDHCPによりアドレス番号の小さい空きアドレスから順番に振られます (画面は空欄)
          • パブリックIPアドレスの割当て - チェックが入っていることを確認
          • ホスト名 - (任意) (画面は空欄)


      • インスタンスの作成が開始され、ステータスが プロビジョニング中 になっていることを確認します



        インスタンスの作成には約1~2分程かかります

      • インスタンスの作成が完了すると、アイコンが黄色から緑色にかわり、ステータス表示が RUNNING に変わります。



      2. 作成したインスタンス詳細情報の確認

      作成したインスタンスの詳細情報を確認し、インスタンスに関する理解を深めます。

       

      1. インスタンスの一覧画面から、TestVM1 リンクをクリックするか、右側の ・・・ メニューから インスタンスの詳細の表示 を選択し、インスタンス詳細画面を開きます
      2. 上部のインスタンス概要情報を確認します

        インスタンス情報 部分に、インスタンス作成時に入力した情報が表示されていることを確認します。

        また、プライマリVNIC情報 の部分には、インスタンスのにアタッチされた仮想ネットワーク・インタフェースの情報が表示されています。
        初期状態では、指定したサブネットの中からプライベートIPアドレスがひとつアサインされ (画面では 10.0.1.2)、グローバルIPアドレスもひとつアサインされている (画面では 132.145.126.190) ことがわかります。
        このグローバルIPアドレスは後ほどアクセスに使用しますので、手元にメモをしておいてください。

       

       

      3. インスタンスへの接続

      作成したインスタンスに対し、sshで接続をします。

      1. 任意のターミナルソフトを起動し、以下の情報でssh接続します。
        1. IPアドレス - 先程のステップで確認したインスタンスの パブリックIPアドレス (上記例だと 132.145.126.190)
        2. ポート - 22 (デフォルト)
        3. ユーザー - opc (Oracleが作成した Oracle Linux インスタンスは、接続用に予め opc というユーザーが用意されています)
        4. SSH鍵 - インスタンスを作成する際に使用した公開鍵と対になる秘密鍵、集合ハンズオン・セミナーの場合は講師から指示される鍵を使用してください
        5. パスフレーズ - 秘密鍵にパスフレーズが設定されている場合は指定してください。集合ハンズオン・セミナーの場合は未設定です。

          下記は Tera Term を利用した場合の接続の設定例です。

          WS000468.JPG

      2. 接続が成功すると、以下のように opc ユーザーでインスタンスにログインできます。
        opc ユーザーは、sudo により root 権限を取得することが可能です。

       

      OS上のファイアウォール・ルールの設定

       

      Oracle提供イメージの場合、デフォルトでOS上のファイアウォール・ルールが設定されています。LinuxではSSHアクセスのみを許可するファイアウォール・ルールが存在します。

      必要に応じて、利用するプロトコルの通信を許可するよう設定を行ってください。Oracle提供のLinuxイメージでのOSの設定については こちら を参考にしてください。

       

       

      これで、この章の作業は完了です。

       

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