ブロック・ボリュームをインスタンスにアタッチする - Oracle Cloud Infrastructureを使ってみよう(その4)

Version 16

    目次に戻る : チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を使ってみよう

     

    Oracle Cloud Infrastructure ブロック・ボリューム・サービスを利用することにより、ベアメタル・インスタンスや仮想マシン・インスタンスからブロックデバイスとして利用することができるボリュームを、簡単に作成、管理することができます。用途に応じたサイズのボリュームを作成、インスタンスへのアタッチ、変更などが可能です。インスタンスからボリュームに対するアクセスは iSCSI を通じて行われます。
    インスタンスにアタッチしたボリュームは、通常のディスク・ドライブと同じようにOSから利用することができ、またインスタンスからデタッチし、新しい別のインスタンスにアタッチすることで、データを失うことなく移行することが可能です。

     

    ブロック・ボリュームの典型的なユースケースとしては以下のようなものがあります。

    • インスタンスのストレージの拡張 : Oracle Cloud Infrastructure の ベアメタル・インスタンス、仮想マシン・インスタンスいずれに対しても、ブロック・ボリュームをアタッチすることでOSのストレージ領域を拡張することができます。
    • 永続化されたストレージ領域の利用 : インスタンスを終了(Terminate)しても、ブロック・ボリュームとそこに格納されたデータは永続します。これらはボリュームを明示的に終了(Terminate)するまで存続します。
    • インスタンス間のデータの移動 : インスタンスにアタッチしたブロック・ボリュームをデタッチし、別のインスタンスにアタッチすることにより、1つのインスタンスから別のインスタンスにデータを簡単に移動させることができます。

     

    所要時間 : 約20分

     

    前提条件 :

    1. チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を使ってみよう - 第2章 仮想クラウド・ネットワークの作成インスタンスを作成する - Oracle Cloud Infrastructureを使ってみよう(その3) を完了し、仮想クラウド・ネットワーク(VCN)の中に任意のLinuxインスタンスの作成が完了していること

     

    注意 : チュートリアル内の画面ショットについては Oracle Cloud Infrastructure の現在のコンソール画面と異なっている場合があります

     

    1. ブロック・ボリュームの作成

     

    1. コンソールメニューから StorageBlock Volumes を選択し、Create Block Volume ボタンを押します

    2. 立ち上がった Create Block Volume ウィンドウに以下の項目を入力し、Create Block Volume ボタンを押します
      • CREATE IN COMPARTMENT - デフォルトで現在のコンパートメントが選択されています。もし別のコンパートメントに作成したい場合は選択します。
      • NAME - 任意 (集合ハンズオン研修の場合は、講師の指示に従ってください)
      • AVAILABILITY DOMAIN - 第3章でインスタンスを作成したものと同じアベイラビリティ・ドメインを選択

        POINT : ブロック・ボリュームは同じアベイラビリティ・ドメインにあるインスタンスからのみアクセスが可能です。別のアベイラビリティ・ドメインや、別のリージョンのインスタンスからアクセスすることはできません。

      • SIZE(IN GB) - 50 を入力

        WS000470.JPG


    3. ボリュームの作成が完了し、ステータスが AVAILABLE になったことを確認します

      WS000471.JPG

    2. ボリュームのインスタンスへのアタッチ

    第3章で作成した仮想マシンに、先ほど作成したブロック・ボリュームをアタッチします。またiSCSIコマンドを利用し、OSからアクセスできるようにします。

    1. コンソールメニューから ComputeInstances を選択します

    2. 第2章で作成したインスタンスの名称のリンク 下記の例では TestVM1 をクリックし、インスタンスの詳細画面にナビゲートします

      WS000472.JPG
    3. 画面下部の Attached Block Volumes リージョンにある Attache Block Volume ボタンを押します
      WS000473.JPG
    4. 立ち上がった Attach Block Volume ウィンドウに以下の項目を入力し、Attach ボタンを押します
      • BLOCK VOLUME COMPARTMENT - デフォルトで現在のコンパートメントが選択されています。もし別のコンパートメントに作成したボリュームをアタッチする場合は選択します。
      • BLOCK VOLUME - 先ほど作成したブロック・ボリュームを選択します

        WS000474.JPG
    5. インスタンスへのブロック・ボリュームのアタッチが開始されます

      WS000475.JPG
    6. アタッチが完了すると、ステータスが ATTACHING... から ATTACHED に変わります

      WS000476.JPG
    7. アタッチされたボリュームの右側の ・・・ メニューから iSCSI Commantds & Information を選択します

    8. 立ち上がった ISCSI Commands & Information ウィンドウの中に、インスタンスから iSCSI デバイスにアクセスするためのコマンドをコピーします
      ATTACH COMMANDS というコマンドブロックの左下にある Copy リンクをクリックし、表示が Copied となったことを確認します

      WS000478.JPG
    9. インスタンスに opcユーザーで sshアクセスし、先ほどコピーしたコマンドをペーストして実行します

      WS000486.JPG

      実行結果が successful となっていることを確認します

    10. 以下のコマンドを実行し、OSから新しくブロックデバイスが認識されていることを確認します。

      lsblk


      WS000488.JPG

      上記の例では、新しく /dev/sdb という50GBのボリュームが認識されています。

     

    実行した iSCSI コマンドによって、インスタンスを再ブートした後も、iSCSI ボリュームに再度ログインされます。

    コマンドは再起動の度に実行する必要はありません。

     

     

    3. (オプション) ボリュームのフォーマットおよびマウント(作成中)

     

     

     

    目次に戻る : チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を使ってみよう