ADB HOL #1-1 : ADBインスタンスを作成してみよう

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    この章ではまず最初のステップとして、ADBのメニュー画面を操作、インスタンスを作成します。

     

     

    作業の流れ

     

    1. サービスメニューへのアクセス、事前準備
    2. ATPインスタンスの作成(プロビジョニング)
    3. SQL Developer Webを利用したATPインスタンスへの接続確認
    4. データベース・ユーザの作成(Oracle ML/ APEXなどの利用時は不要 )

     

    所要時間 : 約20分

     

    1. サービスメニューへのアクセス、事前準備

     

    まず初めにOracle Cloud Infrastructure のコンソール画面から、ADBのサービス画面にアクセスします。

    (OCIのコンソールへのアクセスに関する詳細はこちらを参照ください。)

     

     

         1. FirefoxやChrome等のブラウザからhttps://cloud.oracle.com/ja_JP/home にアクセスし、Oracle Cloud のページ上部の Sign In をクリックします

     

         2. お手持ちのクラウドアカウント名(テナント名)を入力し、 Next をクリックします。

     

     

     

     

         3. クラウドユーザー名パスワードを入力し、 サイン・イン をクリックしてログインします

     

    【補足情報】メニュー画面の使い方

    ① ユーザー関連の確認/設定が可能です(ユーザ名の表示・パスワード変更 等)

    ② 表示言語の設定が可能です

    ③ リージョン(データセンター)の選択が可能です

    ④ 画面左上のメニューボタンを押すとメニューリストがスライドインしてきます(赤点線の枠内)

    ⑤ メニューリスト左端のスクロールバーを上下させることで、下方にある(見えない)サービスを表示させることが可能です

     

     

     

     

         4. リージョンを選択します。

    デフォルトではクラウドアカウントのHome Regionのみが利用可能です。

    他のリージョンでインスタンスを作成したい場合は、メニュー画面上部からリージョンを選択します。

     

     

    【リージョンの追加方法】

    利用したいリージョンが有効化されていない場合は、以下の手順で追加してください

     

    リージョン選択メニューを表示します

    Manage Regions をクリックします

    ③ Regions選択画面より有効化したいリージョンの Subscribe To This Region をクリックします

    ④ 有効化されると緑色で表示されます

     

    補足)

    ・有効にしたリージョンが表示されない場合、一度ブラウザを終了させて再ログインしてください。

    ・リージョンを追加しても課金には影響ありません。

     

     

         5. 以下の手順でコンパートメントの選択します

              ① 画面左上のメニューボタンをクリックし、サービスの一覧を表示させます

              ② サービス一覧から Autonomous Transaction Processing を選択し、ADBのサービス画面を表示します

              ③ コンパートメントを選択します

     

     

    【コンパートメントの追加方法】

    デフォルトではrootコンパートメント以外は存在せず、rootコンパートメントのみが表示されます。この場合、rootコンパートメントの直下にインスタンスが構成されます。

    新たにコンパートメントを追加したい場合は以下の手順で追加してください。

    ※ COMPARTMENTに関する詳細はこちら、もしくはマニュアルを参照ください。

     

    ① メニューから Identity - Compartments を選択します

    ②  Create Compartment をクリックします

    ③  NAME(コンパートメント名)を入力して Create Compartment をクリックしてください(画面は adb-hol-XX を作成しています)

             

     

     

    2. ATPインスタンスの作成、プロビジョニング

     

         1. メニュー画面から、Create Autonomous Database ボタンをクリックします

     

     

         2. 立ち上がった作成ウィンドウに以下の情報を入力します。
              基本的に全て任意ですが、ここでは集合ハンズオンで入力する値を例として記載しています。

     

      • コンパートメントの選択:任意(講師の指示に従ってください)
      • 表示名:任意(講師の指示に従ってください)
        • サービスメニュー画面での表示用です。
      • データベース名:任意(講師の指示に従ってください)
        • インスタンスへの接続時に利用します。
      • ワークロード・タイプの選択:トランザクション処理(ATP)
        • システムが分析用途であればデータ・ウェアハウス(ADW)を選択
        • それ以外はトランザクション処理(ATP)を選択
      • デプロイメント・タイプの選択:サーバーレス(Serverless)
      • Always Free:なし
      • OCPU数:1
        • インスタンスに割り当てるoCPU数です。インスタンス作成後でもオンラインで増減可能です。
      • ストレージ(TB):1
        • ストレージ容量。システム関連の予約領域も含みます。インスタンス作成後でもオンラインで増減可能です。
      • 自動スケーリング: なし
        • チェックを有効にすると負荷状況に応じて自動的にコア数を増減します
      • プレビュー・モードの有効化:なし
        • チェックを有効にすると、開発評価用の19cのデータベースインスタンスが構成されます
      • Username - 固定値 / 変更不可
        • インスタンスの管理ユーザであるADMINスキーマです。
      • Password -  任意(講師の指示に従ってください)
        • インスタンスの管理ユーザであるADMINスキーマのパスワードです。
      • ネットワーク・アクセスの選択:なし
        • 特定のIPレンジ、CIDR、VCNからのアクセスのみを許可するように設定できます。
      • LISENSE TYPE - LICENSE INCLUDED
        • Bring Your Own License: すでにお持ちのDBライセンスをCloudに持ち込んで利用する場合に選択します。有効なDBライセンスをお持ちでなくこちらのタイプを選択するとライセンス違反となりますのでご注意ください。
        • License Included: DBソフトウェアの利用料やサポート費用を含め全てサブスクリプション形式で利用する場合に選択します。
      • 拡張オプション(タグ)- なし

        • 利用しているテナント内で各種リソースを管理する際に有用です。例えば、"Prod"、"Dev"といった形でタグ付けし、REST APIにてDev インスタンスは一括で停止する。といった用途に活用できます。

     

         3. 入力内容を確認の上、Create Autonomous Database をクリックします。

     

         4. インスタンスが無事作成できたことを確認します。

              (作成中から使用可能になっていれば完了です。)

     

     

    3. ATPインスタンスにアクセスしてみよう(SQL Developer Web)

    Autonomous Databaseではいくつか開発ツールがビルトインされており、インスタンス作成直後から利用することが可能です。

    ここではデータベースオブジェクトの管理、SQL作成などが実施できるSQL Developer Webを利用し、上記で作成したATPインスタンスにアクセスしてみましょう。

     

     

         1. メニュー画面から、インスタンスを選択してインスタンスのメニュー画面を表示します。

     

         2. ツールタブを選択し、SQL Developer Webを開く をクリックします。

     

         3. ユーザ名 はadmin、パスワードはインスタンス作成時に指定した値を入力し、サインインをクリックします(初回は多少時間がかかります)

     

         4. ワークシートが起動します。

     

         5. ワークシートに任意のSQLを貼り付け、緑色の実行ボタンをクリックします。

              ここでは例として接続ユーザ名を確認しています。ADMINが表示されたらOKです。

     

    SELECT USERNAME FROM USER_USERS;
    

     

     

     

    4. データベース・ユーザを作成してみよう

    ADBインスタンスを作成すると、デフォルトでADMINユーザが作成されていますが、

    アプリケーションを作成する場合は、それぞれ個別にデータベース・ユーザー(スキーマ)を作成することが多いと思います。

    ここではADBにおけるデータベース・ユーザーの作成してみます。

    尚、Oracle ML(Notebook)やAPEXを利用する場合は、それぞれのセットアップ時にデータベース・ユーザーが作成されるため、本手順は不要です。

    その他詳細についてはこちらを参照ください。

     

    上記手順に沿って、SQL Developer Webのワークシートを表示してください。

     

         1. ADMINユーザーが選択されていることを確認します

     

     

     

         2. ユーザーを作成するために、以下をワークシートに貼り付け、緑色の実行ボタンをクリックします。

     

    -- 例 : ユーザ名:adbuser、パスワード : Welcome#12345 でユーザーを新規作成
    CREATE USER adbuser IDENTIFIED BY Welcome#12345 ;
    

     

         3. 要件に応じて操作権限(ロール)を作成したユーザーに付与するために、以下をワークシートに貼り付け、緑色の実行ボタンをクリックします。

     

    -- 例:事前定義済のDWROLEロール(詳細はこちら)を利用する場合
    GRANT DWROLE TO adbuser;
    

     

         4. データ利用の上限を設定するために、以下をワークシートに貼り付け、緑色の実行ボタンをクリックします。

     

    --例:上限を10GBに設定する場合
    BEGIN
         DBMS_CLOUD_ADMIN.GRANT_TABLESPACE_QUOTA(
              username => 'adbuser', tablespace_quota => '10G'
              );
    END;
    /
    

     

    -- 例:特に上限を設けず、ストレージサイズ上限まで利用する場合
    BEGIN
         DBMS_CLOUD_ADMIN.GRANT_TABLESPACE_QUOTA(
         username => 'adbuser', tablespace_quota => 'UNLIMITED'
         );
    END;
    /
    

     

     

         5. 新規ユーザ(ここではadbuser)が作成されたことを確認してください。表示されない場合はブラウザをリフレッシュ(F5)してください

     

     

     

    以上で、この章の作業は終了です。