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Autonomous Database (Autonomous Data Warehouse(ADW)/Autonomous Transaction Processing(ATP)) のライセンス・タイプを後から変更することが可能になりました。

 

・リリース・ノート : Updating License Type for Autonomous Databases

マニュアル : To change the license type of an Autonomous Database

 

はじめに

Autonomous Databaseをご利用の際に、選択可能なライセンス・タイプは2種類あります。

  • License Included  : 通常レートでPaaSを利用するタイプ
  • Bring Your Own License (BYOL) : 既に保持しているライセンスを移行・持ち込むことで通常レートから大幅に低いレートでPaaSを利用するタイプ

byol.PNG

(※上記は2019/04/19時点の情報です)

インスタンスを作成する際に、どちらのタイプで利用するかを選択するのですが、後から変更が必要になった場合に再作成することなく、変更することが可能です。

 

ライセンス・タイプの変更方法

対象のAutonomous Databases の管理コンソールを表示し、対象のインスタンスの詳細画面を表示します。

00.PNG

今のライセンス・タイプは、『Autonomous Database情報』の『ライセンス・タイプ』で確認できます。この環境では、"Bring Your Own License"になっているのが確認できます。

 

右上のほうにある、『Actions』をクリックし、『ライセンス・タイプの更新』をクリックします。

01.PNG

ポップアップで現在のライセンス・タイプが選択された状態で表示されます。

02.PNG

今回変更したいラインセンス・タイプのLicense Includedにあたる『SUBSCRIBE TO NEW DATABASE SOFTWARE LICENSES AND THE DATABASE CLOUD SERVICE』を選択して『更新』ボタンをクリックします。

03.PNG

 

"ライフサイクル状態"が"更新中"から"使用可能"になれば、更新完了です。

04.PNG

05.PNG

ちなみに、この変更の最中はサービスへの影響はなく情報の更新のみなので、更新作業中もサービスはご利用いただけます。

(今回試してみた時には数秒で切り替わりました)

 

関連リンク

Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud(ADWC):データウェアハウス(DWH)・クラウド - 概要/価格/マニュアル/トライアル/事例

Autonomous Data Warehouse (ADW)と Autonomous Transaction Processing (ATP) でクローン機能がリリースされました。

これにより、テスト/検証/分析用途の環境複製を、すぐに簡単に作成することができるようになります。

 

新機能マニュアル

マニュアル

 

早速試してみたので、作成方法を簡単にご紹介します。

 

クローン環境の作成方法

1. ソースのインスタンスを選択して「Create Clone」をクリック

ソースのインスタンスの詳細情報(Autonomous Database > Autonomous Database Detail ) の画面の「Actions」、もしくはインスタンス一覧の画面(Autonomous Database) でソースのインスタンスの右側をクリックし、『Create Clone』をクリックします

  • ソースのインスタンスの詳細情報(Autonomous Database > Autonomous Database Detail ) の画面の「Actions」> 「Create Clone」
    createclone01

もしくは

  • インスタンス一覧の画面(Autonomous Database) でソースのインスタンスの右側のマークをクリック > 「Create Clone」
    createclone02

2.クローン環境の情報を入力

クローン環境の情報を入力していきます。

  • Clone Type
    2種類のクローン形式が用意されているので、FULL CLONE もしくは METADATA CLONE のいずれかを選択します
    • FULL CLONE :  メタデータとデータ
    • METADATA CLONE : メタデータのみ
  • Database Information
    下記の情報をそれぞれ入力します
    • COMPARTMENT :
    • DISPLAY NAME : デフォルトで"Clone of <ソースのインスタンスの表示名>"が自動入力されているので、任意の名前を入れてください
    • DATABASE NAME : デフォルトでデータベース名が自動入力されているので、任意の名前を入れて下さい
    • CPU CORE COUNT : 1~128で割り当てるCore数を入力します
    • STORAGE(TB) : 1~128(TB)で割り当てるストレージサイズを入力します。FULL CLONEの場合は、ソースのインスタンスに割り当てているサイズと同じもしくはそれ以上である必要があります
  • Administrator Credentials
    ADMINユーザーのパスワードを入力します
  • License Type
    License Type(BYOLかSubscription)を選択します
    • MY ORGANIZATION ALREADY OWNS ORACLE DATABASE SOFTWARE LICENSES(デフォルト)
    • SUBSCRIBE TO NEW DATABASE SOFTWARE LICENSES AND THE DATABASE CLOUD SERVICE

3. 「Create Autonomous Database Clone」をクリックして作成

createclone04

 

4.確認

ソースと同じWorkload Type(今回はATPのインスタンスのクローンを作成したので、Transaction Processing)で作成されています。

created01

 

クローン環境の作成も簡単にできますね。

詳細情報は、前述したドキュメント等をご参照ください。

本記事は、Oracle Exadata Blogの記事(https://blogs.oracle.com/exadata/exadata-cloud-at-customer-18142-and-18144)を抄訳したものです。

 

 Exadata Cloud at Customer 18.1.4.4がリリースされました。このリリースは10月にリリースされた18.1.4.2に続き、管理機能およびリソース使用の制御の向上を提供する新機能が含まれています。詳細は、Exadata Cloud at Customer Documentation をご確認ください。この記事では、各リリースの新機能のハイライトと利点について説明します。

 

新機能紹介

 

リリース18.1.4.2

  • ユーザ・ドメイン(DomU)のOSパッチ適用 : Oracle Database Cloud サービス・コンソールのWeb UIを使って、ユーザー・ドメイン(DomU)のオペレーティング・システムのパッチをコンピュート・ノードに適用できるようになりました。これにより、データベースのVMのユーザー管理作業が簡単になります。
  • ExaCLIユーティリティを使ったExadata Storage Serverの監視・管理 : ExaCLIユーティリティを使って、Exadata Storage Serverの監視・管理をExadata Cloud at Customer インスタンスからできるようになりました。これにより、ユーザーはCellサーバーの高度なメトリックを確認でき、IORMのI/O リソース・プランの制御をサービス・コンソールからの設定よりも細かく制御できます。
  • インフラストラクチャとPaaSのサブスクリプションの分割をサポート :  このリリースでは、Exadata Cloud at Customerの新しいサブスクリプション・モデルをサポートします。この新しいモデルでは、期間ベースのExadata Cloud at Customerインフラストラクチャのサブスクリプションを契約し、Universal Creditモデルを利用して必要に応じてコンピュート・ノードのOCPUを有効にできます。このモデルでは、これまであった最小OCPU数の閾値がなくなり、OCPUの使用量とサブスクリプション・コストを柔軟に管理できます。
  • ORACLE HOMEの共有でのドロップダウン・リスト : ORACLE HOMEを共有する形でデータベースを作る際に、ドロップダウン・リストから共有する既存のORACLE HOME名を指定するだけでできるようになりました。使用したいORACLE HOME名をコピー&ペースト(もしくは入力する)必要がなくなります
  • 管理者権限の委任 : このリリースでは、追加のロールにより管理者権限の委任が可能になります。ExadataCM Service Based Entitlement Administratorをもつ管理者は、Exadata Virtual Machine クラスタとサービス利用の管理が可能になります。
  • クラウド通知サービス : このリリースでは、システム・コンポーネントのステータスに影響を与えるイベントの通知機能を提供するクラウド通知サービスとの統合が拡張されています。これは、サービス・ダッシュボードまたはメール通知で、サービスに関する問題をユーザーにプロアクティブに通知します。

 

 

リリース 18.1.4.4

(18.1.4.3のリリースはありません)

  • OCPU オーバーサブスクリプション : CPU オーバーサブスクリプションを利用すると、物理CPUコアの合計数よりも多く、仮想CPUコアをVMクラスタに割り当てることができます。これにより、複数VM間で共有するコンピュート・ノードのCPUを有効に活用できます。
  • VMクラスタ・サブセッティング : 利用可能なコンピュート・ノード(Databaseサーバー)を一部に絞ったVMクラスタを構成することができるようになりました。これにより、マシン内の全てのクラスタにCPUやメモリ、ローカル・ストレージを割り当てる必要がなく、各ノードでどう利用するかをより細かく制御できます。
  • BurstingのREST API : Exadata Cloud at Customerインスタンスの管理にマイ・サービスのREST APIを利用できます。ユーザーが、特定の要件に応じたサービスをスケール・アップ/ダウンができるようになりました。
  • 管理者権限の分離 : サービス管理者をサービス・インスタンス(マシン)毎にアサインすることができるようになり、複数の管理者がそれぞれの管理するサービス・インスタンスに対してのみ権限を持つようになります。

 

 

利用ケース

 

ここからは、新しい機能を使ってできることをいくつか紹介します。

 

今回の追加の管理機能により、Exadata Cloud at Customerの管理や操作が簡素化され、Exadataシステムをより有効に活用できるようになります。

 

例えば、テスト・開発環境のケースで考えみましょう。

複製機能やORACLE HOMEの共有(今回の新機能ではORACLE HOMEの共有でのドロップダウン・リスト対応)は、多くのストレージ領域を消費せずに、テスト用のデータベースを簡単に作ることができます。ただし、それぞれのデータベースでリソースを利用してクラスタ内の各ノードからメモリやCPUが消費されます。開発環境に全ノード(例えばFullであれば8ノード)テスト・クラスタが必要でないケースでは、今回の新機能のVMクラスタ・サブセッティングを使うことで、一部のノード(例えば1~2ノードクラスタ)をテスト用に作り、テストに必要なメモリやCPUのみ割り当てることができます。また、大きなSGA要件を持つデータベースをそれ用のサブセット・クラスタにデプロイし、そのデータベースが配置されていない他のサーバーのリソースは他の作業用に開放することもできます。

その他の利点として、分離性の向上があります。ある部門向けのデータベース・セットを、特定の物理ノードのセットでホストされているVMクラスタ上に配置し、別の部門のデータベースのセットは異なる物理ノードのセットでホストされている仮想クラスタ上に配置できます。分離要件を維持しながら、リソースを有効に活用することができます。

 

多くのお客さまでは、いくつかの異なるシステムをサポート(稼働)するExadataサービスを使われているケースもあります。そういった環境でも、複数のVMクラスタを使ってワークロードの分離をしながらも、システム間でCPUリソースを共有して全体的な使用率を高めることができます。OCPU オーバーサブスクリプションによって、CPUは全てのVMで共有される大きなリソース・プールのように扱われ、分離とリソース共有の両方を実現します。

 

その他の機能としては、お客様からのリクエストの多かったBurstingの管理機能です。BurstingのREST APIを使って、ユーザーは使用状況やポリシーに基づくサービスのスケール・アップやダウンを自動化することができます。これにより、必要なリソースのみの使用と支払いが簡単になり、最終的にコスト削減します。インフラストラクチャとPaaSを分離した新しいサブスクリプションモデルでは、必要に応じてサービスをスケール・アップやダウンする際の制限がなくなるため、このメリットがさらに高まります。

 

 

まとめ

 

お使いのサービスが今回ご紹介したリリースにアップグレードされましたら、これらの新機能をぜひお試しください。今回の新機能が、サービスの全体的なアジリティを向上させ、Exadata Cloud at Customerのメリットをお客様に実感いただければ幸いです。