Oracle Management Cloud 17.3.5 ニュースレター
2017年9月

Oracle Management Cloud (OMC) は、次世代の統合監視、管理、および分析クラウド・サービスのスイートであり、運用データ・セット全体に対して機械学習とビッグデータ・テクニックを活用します。 OMCの統合プラットフォームは、ITの安定性を向上させ、アプリケーションの停止を防ぎ、DevOpsの俊敏性を高め、アプリケーションおよびインフラストラクチャのポートフォリオ全体のセキュリティを強化するのに役立ちます。

17.3.5 リリースに関するアナウンス:

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

http://www.oracle.com/technetwork/oem/enterprise-manager/downloads/apm-3433721.pngApplication Performance Monitoring

エンドユーザー性能監視(EUM) ・エージェントのデフォルトモードが「Correlation」に。UIからEUMの有効化・無効化が可能に。

EUMのデフォルトのデプロイメントオプションが変更されています。 以前はすべてのエージェントでオンになっていました(リファレンス・インジェクション・モード)。今月からはユーザーは選択的にインジェクションを有効にします(デフォルトでは「相関」モード)。以前のバージョンでも、APMエージェントのスタートアップファイルでEUMの有効化または無効化を制御することはできます。17.3.5以降ではUIを使用した有効化・無効化の制御も可能です。

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インタラクティブなフロートポロジー 

リクエストフローが表形式でも表示されるようになりました。 ページまたはエンドユーザーの問題を引き起こしている遅延フローの診断ができます。

ハイレベルフローを見ながらどこでアプリケーションページが遅くなっているのか、またアプリケーション全体に影響を与えているのかを理解できます。エンドツーエンドでフローを見ながら、それぞれのリクエストの細部まで掘り下げることができます。

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エンドユーザー性能監視(EUM) - ページ名およびAjaxコール名のカスタマイズ

ページおよびAjaxコールを目的のグループ/カテゴリに分類できる管理オプションが追加されました。
ページおよびAjaxコールをレポートするときに、URLとページタイトルを使用して分類が行われます。多くの場合、URL構造はtravel / deals / europe / franceなどの機能レベルの階層を意味します。ただし、Siebel、ADF、Peoplesoft、OMCなどのフレームワークでは、コンポーネント、モジュール、アクティビティなどの概念はURLから導出できません。 OMCは、これらのフレームワークからの関連情報に基づいてページおよびAjaxコールをレポートする機能を提供します。たとえば、ADFアプリケーションはモジュールとコンポーネントで構成されています。要素にはビューIDがあります。この情報は、Javascriptコード内でページ単位または呼び出し単位でアクセスできます。最終的にページビューはトップレベルに分類されます。モジュールごと、次にコンポーネントごと、最後にビューIDごとに表示されます。Ajaxコールも同様にレポートできるようになりました(従来は呼び出し元ページに基づく分類)。

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IPアドレスのマスキング

APM管理ページにオプションが追加され、エンドユーザブラウザから収集されたIPアドレス情報に基づく位置情報を削除できます。

一部の政府機関は、プライバシーデータを収集しているかもしれないと疑われることさえ防止するために、ユーザーの場所に関する情報を保存することを望まない場合があります。 ユーザーのIPアドレスの収集は個人識別データと厳密には関連していませんが、一部の顧客はこの情報を収集したり保管したりすることは望ましくないと考えます。 この情報を持たないということはまた、APMで位置に関する情報が全くなくなることを意味します。このオプションがテナントに対してアクティブ化されると、このデータはOMCプラットフォームのどこにも格納されなくなります。

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HARレポートからサーバーリクエストサンプルデータへのドリルダウン

シンセティックテストの画面でエンティティを選択すると、「インスタンス」タブでHAR(httpアーカイブファイル)を参照することによりテスト実行の詳細なレポートを作成できます。本リリースからはさらに、サーバーリクエストサンプルにドリルダウンができます。

APMエージェントによって監視されているアプリケーションに対してシンセティックテストを設定しているとします。そしてテストが失敗したか、テスト中の一部のリソースが非常にゆっくり読み込まれているとします。 HARのウォータフォール型レポートから、問題はネットワーク接続ではなく、実際には単一の要求の応答が遅かったり間違っていることが判明しました。 サーバ側で何が起きたのか調べる必要があります。 リソースの名前がリンクになっている場合は、サンプリングされたAPM Server Requestデータまでドリルダウンできます。

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http://www.oracle.com/technetwork/oem/enterprise-manager/downloads/infra-3433722.pngInfrastructure Monitoring

 

新エンティティタイプのサポート

本リリースでも、Infrastructure Monitoringは新しいエンティティタイプのサポートを拡張します:              

  • Zookeeper
  • 一般的なL2-L3 Switch     

                        

Microsoft SCOM連携: Active Directory

SCOM(System Center Operations Manager)は、Microsoft環境の正常性とパフォーマンスの監視を提供します。 このリリースでは、SCOMとの統合により、Microsoft Active Directoryの監視がサポートされるようになりました。 これにより、ユーザーはSCOMを活用し、Microsoft環境やその他のインフラストラクチャの監視をOMCへ統合することができます。

                                   

Collectd統合                       

Collectdは、さまざまなタイプのインフラストラクチャからシステムおよびアプリケーションのパフォーマンスメトリックを定期的に収集するオープンソースデーモンです。 collectdとの統合により、Redis、Memcachedなどのより幅広い種類のインフラストラクチャに監視の可視性が拡大され、より統合的なモニタリングが可能になります。

                    

エンティティホームページのパフォーマンスグラフ           

エンティティホームページは、エンティティの主要なパフォーマンスチャートを表示するように設計されています。 今回のリリースでは、キー・バリュー型メトリックのパフォーマンス・チャートも「お気に入り」タブに追加できるようになり、すべての主要なパフォーマンス・メトリックを単一のビューで監視できます。

       

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ログ分析との統合

ユーザーがエンティティの主要なパフォーマンスチャートを監視する際、同じ期間内の関連するログを調べて、エラーを探したりパフォーマンスの問題の原因を見つけることが必要になる場合があります。 本リリースでは、エンティティのホームページのパフォーマンスチャートから、ログの表示へのリンクが利用できるようになりました。これにより、Log Analyticsにあるエンティティのログ情報に簡単にアクセスできます。 エンティティのコンテキストと期間選択は自動的に維持され、Log Analyticsページ内のトラブルシューティングをシームレスに継続できます。

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タグのサポート

タグを使用すると、エンティティに運用上の関連情報を提供できます。 たとえば、タグを使用してライフサイクルのステータス(Production、Testなど)、DBAコンタクト先、部門名などを示すことができます。タグがエンティティに指定されると、これらのタグは自動的にそのエンティティの構成上の一部となり表示されます。

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http://www.oracle.com/technetwork/oem/enterprise-manager/downloads/log-3433725.pngLog Analytics

 

警告に関する設定

ログソースを作成する過程で、ログ収集に関する警告の設定ができます。「Send Warning」のチェックボックスを有効化しすると、その下のドロップダウンで警告を発行する条件を指定できます:

  • 見つからない、あるいは読むことができないファイルが一つでもある場合す
  • すべてのファイルが読むことができない場合                         

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ファイル単位でのログの削除(オンデマンドアップロード利用時)

オンデマンドアップロードを利用してログをアップロードした後、アップロード内のファイルごとのステータスを確認できます。特定のファイルのアップロードに失敗した場合などは、その単一のファイルのみを削除することができます。                                  

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ファセット画面での選択フィルター

データタブの任意のフィールド名をクリックして検索可能な値の一覧を表示します。ここで値の名前をクリックすることで選択したり、全ての値を選択したりできます。

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データベースのリモート監視                          

17.3.5では、REST APIを使用してリモートデータベースからのログ収集を行うことができます。インストール済みのエージェントを使用し、エージェントの入っていない他のサーバーのターゲットのログを収集します。ログアソシエーションの画面を使用してログソースとの紐づけを行います。

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