NetSuite の始め方 | インターカンパニー消去の実行に関する重要ポイント

インターカンパニーアカウントが有効になっており、インターカンパニーアカウントデータが含まれている場合、消去は連結プロセスの一部として行われます。インターカンパニー消去は最初の共通親エンティティで行われます。インターカンパニー消去プロセス中に、インターカンパニーアカウントの金額がプラグターゲットアカウントに移動されます。

インターカンパニー消去を実行する際の重要なポイントは以下の通りです。

1. インターカンパニー消去は、期間閉鎖チェックリストからのみ実行できます。
2. インターカンパニー消去は、すべての会計帳簿、主要会計帳簿、および二次会計帳簿で実行できます。
3. 期間中に複数回インターカンパニー消去を実行できます。
4. 消去結果から消去仕訳エントリの詳細を表示できます。
5. 親レベルでの期間閉鎖特権を持つ管理者ロールまたは財務ユーザーロールが必要です。
6. インターカンパニー消去を実行すると、組織内のすべての子会社に対してプロセスが実行されます。子会社ごとにインターカンパニー取引を消去することはできません。
7. 複数のレベルと消去子会社を含む階層では、NetSuiteは両方の子会社の最小共通親ノードの消去子会社に消去仕訳エントリを投稿します。
   • 一方の子会社が他方の親子会社である場合、NetSuiteは親子会社の下の消去子会社を使用します。
   • 二つの子会社が親子関係を持たない場合、NetSuiteは共通の最初のレベル親の消去子会社を使用します。
8. NetSuiteは、同じ期間内に投稿された逆進インターカンパニー仕訳エントリ（AICJE）を同じ期間内で消去します。AICJEとその逆進AICJEを同じ期間内で投稿した場合、ペアの消去仕訳エントリの純額は0になります。

注：インターカンパニー消去会計設定の「Use Journal Entry Summarization on Intercompany Elimination」を使用する場合、同様の消去仕訳エントリが一つの要約仕訳エントリにグループ化されます。