SuiteScript 2.0でワークフロー・アクション・スクリプトを介して、アラートメッセージを表示する

@param

適用

製品:  NetSuite 2023.1

 

シナリオ

経費精算書レコードを表示モードで開く場合にワークフロー・アクション・スクリプトを介してアラートメッセージを表示します。
但し、ユーザーイベントとかワークフロー・アクション・スクリプト等のサーバーサイドスクリプトでは、クライアントサイド機能のアラートは実行されません。

解決策

以下の手順で解決できます。

1. インラインHTMLのフィールド種類のカスタムトランザクションボディフィールドを作成します。

•     ラベル:アラートメッセージ
•     フィールド種類:インラインHTML
•     フィールドID:custbody_hhs_popup_alert_for_billbacks

2. 以下のコードを即してワークフロー・アクション・スクリプトを作成します。
 

/** 
* NApiVersion 2.x 
* NScriptType workflowactionscript 
*/ 
define(['N/record'], 
/** 
* @param {record} record 
*/ 
function(record) { 
 
/** 
* Definition of the Suitelet script trigger point. 
* 
* @param {Object} scriptContext 
* @param {Record} scriptContext.newRecord - New record 
* @param {Record} scriptContext.oldRecord - Old record 
* Since 2016.1 
*/ 
function onAction(scriptContext) { 
　var x = scriptContext.newRecord; 
　var alertMessage = 'This is the message'; 
 
　var html = 'alert("' + alertMessage + '");'; 
 
　x.setValue({ 
　　fieldId: 'custbody_hhs_popup_alert_for_billbacks', 
　　value: html 
　}) 
} 
 
return { 
　onAction : onAction 
}; 
 
}); 

3. ワークフロー・アクション・スクリプトをアップロードして、経費精算書にデプロイします。

•     種類:ワークフロー・アクション
•     名前:経費精算書のワークフローアクションメッセージ
•     ID: customscript228
•     次に適用:経費精算書

4. 経費精算書に関するワークフローへワークフロー・アクション・スクリプトを追加します。以下のカスタムワークフロー・アクション・プロパティを設定します。
 

•     トリガー:ロード前
•     イベント:表示

5. ワークフローを保存します。

レコードはロード時、ワークフロー・アクション・スクリプトが設定された状態に移動した際に、アラートメッセージは表示します。

 

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