NetSuiteの始め方|アドバンスト税金: Nexus

NetSuiteでのアドバンスト税の有効化に関する前の記事を基に、この記事ではネクサスの作成と管理という重要な次のステップに焦点を当てています。ネクサスは、子会社の税金を正確に計算する上で重要な役割を果たします。

ネクサスは、ユーザーが税金を徴収/支払する税管轄区域を定義します。これは、NetSuiteのアドバンスト税金機能(特にNetSuite OneWorldの場合)の重要な部分です。すべての子会社のリンク先が1つ以上のネクサスである必要があります。子会社を設定すると、子会社の住所の国に基づいてネクサスが自動的に割り当てられます。子会社に複数のネクサスを設定することもでき、これらを異なる子会社間で共有して、関連する税アイテムを効率的に管理できます。

ネクサスの作成は、前述の子会社の作成または次のステップのいずれかの方法で行うことができます:

1.「設定」>「会計」>「税金」>「ネクサス」>「新規」に移動します。

2.「国」フィールドで、ネクサスを作成する国を選択します。

• このネクサスが米国またはカナダにある場合は、「都道府県/州/郡」フィールドで都道府県/州または郡を選択します。米国およびカナダ以外のネクサスの場合は、このフィールドを空白のままにします。

3. デフォルトのリストに、ネクサスのある都道府県/州または郡が含まれていない場合は、「設定」>「会社」>「タスクの設定」>「都道府県/州/郡」で新規リストを作成できます。

4. 「説明」フィールドに、このネクサスの名前を入力します。「税金を設定」ページで、この名前は国ネクサス・タブの「税金」サブタブに表示されます。

5.「保存」をクリックします。

ノート: 子会社レコードを作成する前に、ネクサスの税金を作成して設定することをお薦めします。

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