NetSuite 管理者ヒント| SOAP Webサービス: InvalidVersionFaultエラー

NetSuite SOAP Webサービスと統合すると、InvalidVersionFaultエラーが発生することがあります。このエラーは、リクエスト・メッセージでサポートされていないバージョンまたは古いバージョンのNetSuiteスキーマが指定されている場合に発生します。

NetSuiteはWebサービスのバージョンを定期的に更新し、古いバージョンが非推奨になる可能性があるため、それに応じて統合を更新する必要があります。不正なバージョンを使用すると、互換性の問題が発生し、システムと NetSuite間の正常な通信が妨げられる可能性があります。

InvalidVersionFaultエラーを解決するステップ

1.WSDLバージョンの確認

• 非推奨のWSDLバージョンを使用しているかどうかを確認します。NetSuiteは、新しいリリースごとにWebサービス・スキーマを更新します。

2. エンドポイントURLの更新

• 統合で、NetSuiteアカウントに正しいWSDLエンドポイントが使用されていることを確認します。
• エンドポイントの形式は次のとおりです。https://<ACCOUNT_ID>.suitetalk.api.netsuite.com/services/NetSuitePort_<VERSION>

2023.2 の例: https://123456.suitetalk.api.netsuite.com/services/NetSuitePort_2023_2

SuiteAnswer記事既存のWSDLバージョンのサポートを参照してください

3.SOAPリクエスト・ヘッダーの変更

SOAPリクエストでは、urn:platformMsgsネームスペースに正しいバージョンを指定する必要があります。例:

<soapenv:Envelope xmlns:xsd="http://www.w3.org/2003/XMLSchema" xmlns:platformCore="urn:core_2023_2.platform.webservices.netsuite.com" xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/" xmlns:platformMsgs="urn:messages_2023_2.platform.webservices.netsuite.com" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2003/XMLSchema-instance">

サポートされている最新バージョンと一致するようにバージョンを更新します。「WSDLバージョンのアップグレード」を参照してください

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