NetSuiteの始め方|子会社構造の理解

前の記事では、OneWorldの概要について説明しました。この記事では、子会社の理解から始めて、OneWorld機能を活用するための様々な構成について説明します。

子会社は、個別の法的エンティティの階層構造にわたってデータを管理する手段です。各子会社は、グローバル組織内の個別の会社を表します。国内でも国際でもかまいません。

子会社のリストを表示するには、「設定」>「会社」>「子会社」に移動します。

OneWorldでは、子会社はツリーのような構造で設定されます。上部にはルート子会社があり、これは主要会社または親会社です。その他すべての子会社は、その下に連結されます。

アカウントがOneWorldにアップグレードされた場合、ルート子会社は既存の会社データに基づきます。

各子会社は、グローバル組織内の個々の会社として機能します。これらの子会社は、国内または国外に配置できます。OneWorldで子会社レコードを設定する場合、その住所で指定された国では、該当するNetSuiteエディションと、そのエンティティに対応する税ネクサスの両方が定義されます。組織の法的エンティティごとに子会社を作成することに加えて、連結財務諸表の貸借一致に役立つように、子会社の消去も設定する必要があります。

ノート: 子会社のライセンスは、各国と通貨のペアに基づきます。OneWorldアカウントは、親である子会社を含む最大250の子会社をサポートできます。250を超える子会社が必要な場合は、NetSuiteアカウント担当者に連絡して、価格設定について話し合う必要があります。

子会社のライセンス料は子会社の消去をカバーせず、これらの調整子会社は250子会社の制限にカウントされません。さらに、無効な子会社はこの最大数から除外されます。

次の記事では、子会社階層の計画方法を学習します。NetSuiteの始め方 > 上級会計&OneWorldカテゴリをフォローして更新通知を受け取りましょう。