NetSuiteの始め方|アドバンスト税金: カナダの税金参照 – シナリオ パート1

カナダ税金参照階層に関する前述の説明に続いて、その仕組みを示す様々なシナリオを示します。

階層に従って、顧客レコードで選択された税金アイテムに最も高い優先度が付与されます。このデモンストレーションでは、1つのトランザクションで2つのアイテムを使用します。1つは課税対象スケジュール、もう1つは課税対象外スケジュールです。詳細は、次のシナリオで説明します。

トランザクションのその他の詳細:

• 顧客はカナダの子会社に関連付けられています。

• アイテムの納税スケジュール:
  • 課税対象スケジュール– ネクサスで「消費税コード」の下の税金グループが選択されています。

• 非課税スケジュール– ネクサスに値が設定されていません

シナリオ#1: 顧客レコード>「財務」タブ>「税区分」= 値あり(税金コード)

• 請求書トランザクションで、カナダの顧客を選択し、課税スケジュールと非課税スケジュールの2つのアイテムを追加します。

請求書の「編集」ビューからわかるように、両方のアイテムが顧客レコードの「税区分」フィールドに指定された税金コードをプルしました。ただし、このトランザクションを保存しようとすると、無効なカナダ税金コード: GST CA_13というエラーが表示されます。

これは、GST CA_13が税金コードであるためです。そのため、NetSuiteはエラーを返します。「無効なカナダ税金コード: GST CA_13」。カナダ税の場合、NetSuiteでは税金コードのかわりに税金グループを使用する必要があります。カナダ税金については、顧客レコードで選択した税金アイテムが税金グループであり、税金コードではないことを確認してください。

シナリオ#2: 顧客レコード>「財務」タブ>「税区分」= 値あり(税金グループ)

顧客レコードの税区分をGST CA_13からCA-S-BCに変更します。

• 請求書トランザクションで、カナダの顧客を選択し、課税スケジュールと非課税スケジュールの2つのアイテムを追加します。トランザクションを正常に保存できるようになりました:

• 課税対象アイテム= CA-S-BC
• 非課税アイテム= CA-S-BC

前述のシナリオに示すように、課税対象アイテムと非課税アイテムの両方が顧客レコードの税区分を取得しました。要約すると、「税区分」フィールドが入力されている場合、「納税スケジュール」および「課税対象」チェックボックスは考慮されず、「税区分」フィールドの値が優先されます。

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