NetSuite AI Connector Serviceは、対応している外部AIクライアントが、Model Context Protocol(MCP)を介してNetSuiteに接続できるようにするサービスです。MCPは、統合機能を向上させ、AIモデルとデータシステム間で安全にやり取りできるようにするプロトコルです。
NetSuite AI Connector Serviceを利用すると、対応しているAIクライアントは、ユーザーに付与されているNetSuiteのアクセス権限に基づいて、NetSuiteのデータや機能を利用できます。
ユーザーは何ができますか?
インストールされているツールおよびユーザーのロールに割り当てられた権限に応じて、以下の操作が可能です。
・自然言語でNetSuiteのデータを検索する
・NetSuiteのレコードを操作する
・レポートを実行する
・保存済み検索を実行する
・SuiteQLクエリを実行する
・NetSuiteが提供する標準ツールを利用する
・業務固有の要件に合わせたカスタムツールを構築する
MCPとは?
簡単に言うと、
・MCPはAIクライアントが外部システムと接続するための仕組みです。
・この場合の外部システムはNetSuiteです。
・NetSuiteはMCPを利用することで、AIクライアントがNetSuiteのツールやデータと構造化された方法でやり取りできるようにしています。
AIクライアントはNetSuiteへフルアクセスできますか?
いいえ。アクセス権限は引き続きユーザーのNetSuiteロールおよび権限によって管理されます。MCP Standard Tools SuiteAppは、NetSuiteのユーザーインターフェースと同じアクセス制御を使用しているため、ユーザーは自分のロールで許可されたデータの閲覧および操作のみ実行できます。
どのような場合に利用を検討すべきですか?
以下のような用途で利用を検討できます。
・NetSuiteのデータについて質問したい場合
・より迅速に情報を取得したい場合
・外部AIクライアントからレポートや保存済み検索を利用したい場合
・自然言語を利用してユーザーによるNetSuite操作を支援したい場合
・特定の業務プロセス向けのカスタムツールを構築したい場合
Oracle公式ドキュメント
今後、SuiteCloud製品分野におけるAI Connector Serviceに関する記事も順次公開予定です。最新情報を受け取りたい場合は、New to NetSuite >「SuiteCloud」カテゴリーをフォローすると、新しい記事が公開された際に通知を受け取ることができます。