【B2C Service】Systran 翻訳サービスを使用した B2C サービススレッドとチャットの翻訳構成
B2C Service Thread and Chat Translation Configuration Using Systran Translation Service
Oracle B2C Serviceは、エージェント・ブラウザUIのインシデント・スレッドとチャット・モジュールで翻訳機能を提供しています。どちらの機能も、言語検出外部オブジェクト(XO)エンドポイントと言語翻訳外部オブジェクト(XO)エンドポイントが必要です。 詳細については、 インシデント・スレッドについては
Answer ID 12891 、チャットについては
Answer ID 12842
をご覧ください 。この記事では、
Systran Translation Service
を使用して言語検出エンドポイントと翻訳エンドポイントを設定する方法について説明します。
1. B2Cサービスの設定手順
1.1 拡張機能の設定
Oracle B2C Service製品の言語翻訳機能は、OCI言語翻訳サービスAPIが動作する形式でのリクエストとレスポンスの翻訳および検出を前提としています。そのため、OCI言語翻訳サービス以外のサービスを使用する場合は、外部オブジェクト接続を介して渡す前に、リクエストとレスポンスを変換するための小さなカスタマイズが必要です。
1.1.2 拡張機能の構築
Systran リクエスト/レスポンス変換のサンプル拡張機能 (付録 - サンプル拡張コードを参照) は
TypeScriptで記述されており、
tsc
コマンド を使用してコンパイルできます 。
jacobgeorge @jacobgeorge -mac SystranTranslateExtension % lsosvcExtension.d.ts systranConvertReqResponse.ts tsconfig.jsonjacobgeorge @jacobgeorge -mac SystranTranslateExtension % tsc jacobgeorge @jacobgeorge -mac SystranTranslateExtension % lsosvcExtension.d.ts systranConvertReqResponse.js systranConvertReqResponse.ts tsconfig.jsonジャコブジョージ@jacobgeorge -mac SystranTranslateExtension %
1.1.3. SystranTranslation拡張機能のアップロード
以下に示すように、systranConvertReqResponse.js を初期ファイルとして選択し、必要なプロファイル アクセスを付与した後、SystranTranslation 拡張機能をアップロードし、コンソール拡張機能として公開します。
1.2 外部オブジェクト(XO)構成
1.2.1 言語検出XO接続の作成
Systran APIリファレンス -
1.2.2. 言語翻訳XO接続の作成
Systran APIリファレンス -
1.3. チャット翻訳の設定
「管理 > チャット設定 > チャット翻訳」から、作成した言語翻訳および検出XO接続を選択し、新しいチャット翻訳設定を保存します。また、必要なプロファイルを選択し、新しいスレッド翻訳設定のリクエスト/レスポンス変換拡張アクションを以下のように入力して保存します。
1.4. スレッド翻訳の設定
管理 > ワークスペース設定 > スレッド翻訳 から、作成した言語翻訳および検出XO接続を選択し、新しいスレッド翻訳設定を保存します。また、必要なプロファイルを選択し、新しいスレッド翻訳設定のリクエスト/レスポンス変換拡張アクションを以下のように入力します。
2. 付録
サンプルコード等に関しては、元記事の B2C Service Thread and Chat Translation Configuration Using Systran Translation Service (英語)をご覧ください。