EPM Cloud:What's New23.01 日本語翻訳の公開
EPM Cloud の月次更新について新機能や考慮点等を紹介する「What's New」を翻訳しております。
新たに23.01版を公開いたしました。
以下のリンクをご確認ください。
23.01の月次更新の主なトピックは以下の通りです。
[EPM Cloud共通]
・EPMセンター・オブ・エクセレンスの作成および実行に関する新しいガイド(COE)
このガイドでは、EPM CoEを作成および実行するためのベスト・プラクティスについて説明します。 チェックリストと構造化されたアプローチにより、組織がCoEを活用してクラウドEPMを正常に導入できます。
CoEは、導入とベスト・プラクティスを確保し、パフォーマンス管理とテクノロジ対応ソリューションの使用に関連するビジネス・プロセスの変革を促進するための統合された取り組みです。
・OCI(GEN 2) EPM CLOUDの最大セッション期間
OCI(Gen 2) EPM Cloud環境では、Oracleアイデンティティ・コンソールで、環境をアクティブに使用している場合でも、ユーザーをログアウトするセッション期間を設定できます。セキュリティ要件に基づいてユーザに定期的に再ログインさせることで、セキュリティを強化します。
・解決済問題の根本原因分析プロセスの更新
イベント・サマリーおよび根本原因分析(RCA)通知および公式文書をプロアクティブに公開します。これらの通知には、特定のサービス停止またはパフォーマンスの低下に関連する情報が含まれます。
イベント・サマリーは、環境(本番またはテスト)で15分を超えて停止またはパフォーマンスの低下が発生した場合に、イベント・サマリーを使用できます。My Servicesからアクセスします。
根本原因分析(RCA)は、本番またはテスト環境で停止またはパフォーマンスの低下が60分を超えた場合に使用可能になります。 RCAでは、再発の可能性を低減するためにOracleによって識別された問題および修正処理が説明されています。 My Servicesからアクセスします。
[重要な処理および考慮事項]
[EPM共通]
・データ・センターのEPM Cloud基盤の ClassicからOCI (Gen 2)への移行が開始されます
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)は、Oracle第2世代クラウドの基盤です。 全てのOracleデータ・センターは、パフォーマンスと信頼性をさらに向上させる新しいOCIアーキテクチャで標準化されています。
現在、2023年4月頃から2023年末までの順次移行を計画しています。
2つの移行オプションを準備しています。
・Oracle管理の移行
・顧客管理の移行
Oracle管理の移行を選択する場合、現時点では何もする必要はありません。
顧客管理の移行を使用する場合は、このプロセスをできるだけ早く開始する必要があります。
・日次メンテナンス・プロセス中の特定のスケジュール済ジョブの開始を許可しない
23.03以降、スケジュールされたジョブによる自動バックアップの失敗を防ぐため、日次メンテナンス・プロセスの実行中にスケジュールされた次のジョブの開始は許可されません。
データのインポート、メタデータのインポート、データのエクスポート、Metadataのエクスポート、データベースのリフレッシュ、キューブのクリア、キューブの再構築、コンパクト・アウトライン、データ・スライスのマージ、集計の最適化
・監査情報のパージ
2月(23.02)更新以降、365日より前の監査レコードは自動的にパージされます。パージされた監査レコードは格納もアクセスもできません。この変更への準備のため、履歴監査データのバックアップ取得が可能です。
適用先: Financial Consolidation and Close、Tax Reporting