EPM Cloud:What's New23.02 日本語翻訳の公開
EPM Cloud の月次更新について新機能や考慮点等を紹介する「What's New」を翻訳しております。
新たに23.02版を公開いたしました。
以下のリンクをご確認ください。
23.02の月次更新の主なトピックは以下の通りです。
[EPM Cloud共通]
・OCI移行: 顧客管理の移行プログラムが2023年4月30日に終了します
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)は、Oracle第2世代クラウドの基盤です。 全てのOracleデータ・センターは、パフォーマンスと信頼性をさらに向上させる新しいOCIアーキテクチャで標準化されています。
2つの移行オプションを準備しています。
・Oracle管理の移行
・顧客管理の移行
Oracle管理の移行に関するお客様への通知を順次開始しております。ご案内が届きましたら移行スケジュールをご確認ください。
顧客管理の移行を実施する場合は、できるだけ早くサービス・リクエストをあげてください。顧客管理の移行プログラムは、2023年4月30日までの対応といたします。2023年5月1日以降の顧客管理の移行に対するサービス・リクエストは受け付けられません。
・新規ビデオ
承認グループを設定し、承認グループを使用して承認を管理する方法について学習します。
・タスク・マネージャ用の新しいアプリケーション固有のロール
タスク・マネージャを使用するためのきめ細かいレベルの権限を提供します。
・EPM自動化の更新
EPM自動化の新しいバージョンが使用可能になりました。Identity Domain Administratorロールを持たないサービス管理者がassignRoleおよびunassignRoleを実行できます。
・ORACLE SMART VIEW FOR OFFICEの新規バージョン
Oracle Smart View for Officeバージョン23.100は、My Oracle SupportおよびOracle Technical Resources (以前のOracle Technology Network)から数週間以内にダウンロードできます。
Smart ViewとSmart View間のフォームとアド・ホック・グリッドの互換性(Macとブラウザ)
Smart Viewでフォームおよびその他のアーティファクトを検索
Smart Viewオプションを使用した行ヘッダーおよび列ヘッダーの固定
などの新機能がが含まれています。
・SMART VIEWのEPMブック拡張機能の更新
EPMブック拡張機能をダウンロードしてインストールできるようになりました。
・データ管理のアーティファクトを移行するための新しいモード
ライフサイクル(LCM)スナップショット・プロセスが拡張され、データ管理に2つのLCMモードが追加されました。 設定アーティファクトまたはすべてのデータのスナップショットをエクスポートおよびインポートできるようになりました。
・新しいデフォルトのインポートおよびエクスポート・モード
データ管理でデータ・ロード・ルールを実行するとき、および、データ統合で統合を実行するときに、デフォルトのインポートおよびエクスポート・モードを設定できるようになりました。
・アクティビティ・レポートの拡張
実行別最大計算スレッド数および上位10件のジョブ・タイプが拡張されました。
[FCC]
・新規ビデオ
Oracle Financial Consolidation and Closeでの期間および増減ディメンションの密次元への変換
勘定科目を密ディメンションとするアプリケーションを期間および増減を密ディメンションとしたアプリケーションに変換し、パフォーマンスを向上させる方法をご紹介します。
・パフォーマンス代替変数
パフォーマンスを向上させるために、OptimizeConcurrency、OptimizePelimCalculation、EnableYearlyConsol、ParallelCustomDimDSO、およびParallelCustomDimTranslation代替変数を有効にできます。
[NARRATIVE REPORTING]
・SMART VIEWからのレポート・パッケージ、セクションおよびドックレットの公開
Narrative Reporting webアプリケーションからの公開に加えて、Smart Viewから直接レポート・パッケージ、特定のセクションおよび個々のドックレットを公開できるようになりました。
[重要な処理および考慮事項]
[EPM共通]
・日次メンテナンス・プロセス中の特定のスケジュール済ジョブの開始を許可しない
23.03以降、スケジュールされたジョブによる自動バックアップの失敗を防ぐため、日次メンテナンス・プロセスの実行中にスケジュールされた次のジョブの開始は許可されません。
データのインポート、メタデータのインポート、データのエクスポート、メタデータのエクスポート、データベースのリフレッシュ、キューブのクリア、キューブの再構築、コンパクト・アウトライン、データ・スライスのマージ、集計の最適化
・監査情報のパージ
3月(23.03)の更新以降、365日より古い監査レコードが自動的にパージされます。
適用先: Financial Consolidation and Close、Tax Reporting
・Oracle Financial Reporting: 今後の方向性
Oracle Cloud EPMで提供のFinancial Reporting/FRは、2023年後半から2024年前半までに廃止され、Reportsに置き換わる予定です。正式な廃止日が決まりましたら、遅くとも6ヶ月前までには、『What’s New 考慮事項』にて再度お知らせする予定です。