EPM Cloud:What's New 23.05 日本語翻訳の公開
EPM Cloud の月次更新について新機能や考慮点等を紹介する「What's New」を翻訳しております。
新たに23.05版を公開いたしました。
以下のリンクをご確認ください。
23.05の月次更新の主なトピックは以下の通りです。
[EPM Cloud共通]
・OCI移行: オラクル管理の移行が4月より順次開始されました。
5月移行の対象のお客様は2023年2月に移行のお知らせを受領したお客様となります。アプリケーション・データおよびユーザーリストについて、クラシック環境からOCI環境へ、23.05 (5月)の月次更新で実施されます。対象のお客様で、23.05の月次更新で移行を希望しない場合は、EPM Automateコマンド(skipUpdate)を実行して23.05の更新を延期してください。
※EPM Automateによる移行の延期等、手順詳細は、「EPM Cloud: OCI Gen2移行手順書の公開」をご確認ください。
Oracle管理の移行に関するお客様へのお知らせを順次開始しております。ご案内が届きましたら移行スケジュールをご確認ください。
2023年3月に移行のお知らせメールを受領したお客様は、4月にOCI環境のURLとログインパスワードを受領し、6月に移行となります。
2023年4月に移行のお知らせメールを受領したお客様は、5月にOCI環境のURLとログインパスワードを受領し、7月に移行となります。
2つの移行オプションのうち、顧客管理の移行プログラムの受付は終了いたしました。
・アクティビティ・レポートに実施時間が含まれるようになりました
・変更を送信せずに計算を実行(即時計算)
FCCおよびTax Reportingでのアド・ホック分析中に、データベースに変更を送信しなくても、計算を実行できるようになりました。 この機能は、「2022年3月(22.03)の更新」のFreeForm、PlanningおよびPlanningモジュールですでに使用可能です。
・データ統合によるデータ管理機能の置換
データ統合とデータ管理の機能が同等となっていくため、今後の更新ではデータ管理機能が徐々に利用不可となり、かわりに新しいデータ統合のユーザー・インタフェースを利用可能です。7月(23.07)の更新以降、データ管理で使用できなくなる機能がありますが、データ統合で使用可能です。 (データ統合はデータ管理の新しいUIであり、データ管理からデータ統合へのコンテンツの移行は不要です。)
[Account Reconciliation]
・トランザクション照合ジョブ・リストの新しい検索オプションおよびフィルタ
トランザクション照合では、アカウントID、データ・ソースIDおよび照合タイプIDを使用してジョブ・リストを検索できるようになりました。
・トランザクション照合オブジェクトの新規ガバナー制限
アプリケーションを最適に保つために、トランザクション照合の様々なアーティファクトに、ガバナー制限があります。ガバナー制限は次のとおりです。
照合タイプの合計数、照合タイプのデータ・ソースの合計数、アプリケーション内のデータ・ソースの合計数、データ・ソース内の属性の合計数、照合タイプの照合プロセスの合計数、および照合プロセスのルールの合計数。
[FCC]
・増減ディメンション・メンバーの計算プロセス
FCCS_Movements階層の外部で作成された移動ディメンション・メンバーを含めるように、翻訳および連結プロセスが拡張されました。この動作は、デフォルトで有効になっているExtendMovementScopeという名前の新しい代替変数によって制御されます。
・アプリケーション推奨の拡張機能
「推奨事項」ページに、最新の推奨事項でデータベースを更新するためにバックグラウンドで実行されるジョブを作成するシステム再スキャン機能が含まれるようになりました。
・パフォーマンス代替変数
パフォーマンスを向上させるために、OptimizeConcurrency、OptimizePelimCalculation、EnableYearlyConsol、ParallelCustomDimDSO、およびParallelCustomDimTranslation代替変数を有効にできます。
[Planning]
・既存のPLANNINGアプリケーションでのタスク・マネージャの有効化
現在Planningでタスク・リストを使用している場合、またはPlanningアプリケーションの作成時にタスク・リスト・タスク・フロー・タイプを選択している場合は、タスク・マネージャを有効にできます。
[重要な処理および考慮事項]
[EPM共通]
・EPM Cloud Redwood以外の背景テーマのサポートを中止する予定です
今後の更新(2023年12月に予定)では、Oracle EPM CloudはRedwood背景テーマのみのサポートとなる予定です。 お客様は、Redwood背景テーマへの移行を計画することをお薦めします。
詳細は、Customer Connect 2023年4月Cloud Customer Connectセッションをご確認ください。: EPM - EPM CloudのRedwoodテーマを使用する理由(英語セッションとなります。)
・EPM Cloudメンバー名、別名および属性名の0x1A文字および0xA0文字を制限する計画
23.06以降、0x1A ASCII置換文字(ゼロ幅スペース)および0xA0 Unicode文字(ノーブレーク・スペース)は、メンバー名、別名および属性名で使用できなくなります。
・EPM Cloud Identity Cloud Service (IDCS)からIdentity and Access Management (IAM)への移行を計画
OCI上のEPM Cloud環境(Gen 2)は、今後数か月でIdentity Cloud Service (IDCS)からIdentity and Access Management (IAM)ドメインに移行します。 IAMの詳細は、「Identity and Access Managementの概要」を参照してください。