EPM Cloud:What's New 23.11 日本語翻訳の公開
EPM Cloud の月次更新について新機能や考慮点等を紹介する「What's New」を翻訳しております。
新たに23.11版を公開いたしました。
以下のリンクをご確認ください。
23.11の月次更新の主なトピックは以下の通りです。
[EPM Cloud共通]
・OCI移行: Oracleでは、2023年末までにすべてのEPM Cloud環境をOCIに移行する予定です。
11月移行の対象のお客様は2023年8月に移行のお知らせを受領したお客様となります。アプリケーション・データおよびユーザーリストについて、クラシック環境からOCI環境へ、23.11(11月)の月次更新で実施されます。
※手順詳細は、「EPM Cloud: OCI Gen2移行手順書の公開」の手順書V5、および補足資料「OCIコンソールアクセス_MFA強制について」をご確認ください。
・EPMセンター・オブ・エクセレンスの新しいリソース
EPMセンター・オブ・エクセレンスは、EPM Cloudを最大限に活用するための取り組みです。新しいコンテンツを提供します。
ファイナンシャル・エクセレンスのためのOracle Playbook
オペレーショナル・エクセレンスのためのOracle Playbook
EPM環境、社会、ガバナンス(ESG)のサステナビリティ情報
・アプリケーション・ロール名の標準化
この更新では、アプリケーション・ロール名がEPM Cloud全体で標準化されています。
・Forms 2.0およびDashboard 2.0機能が使用可能になりました。
EPCS、FCC、FreeForm、Planning、Planningモジュール、Tax Reportingで利用可能です。
使用するには、Redwoodエクスペリエンスを有効にする必要があります。
・データ・マップおよびスマート・プッシュでリアルタイムにステータスを表示
データ・マップおよびスマート・プッシュを使用してデータをプッシュする場合、「ジョブ詳細」ページには、完了ステータスや期間など、各ジョブの操作に関する包括的な情報が表示されます。
・タスク管理でのパイプライン統合タイプおよびタスク・タイプの実行
タスク管理のビジネス・プロセス実行にデータ統合パイプラインを組み込むことができます。
・REPORTSにFINANCIAL REPORTING (FR)保存済オブジェクトを移行する機能
EPM Cloudプラットフォーム・ビジネス・プロセスのレポートでは、Financial Reporting (FR)保存済オブジェクト(グリッド、テキスト・ボックスおよびイメージ)をReportsに移行できるようになりました。
[FCC]
エンタープライズ仕訳での付加フレックスフィールドのインポートのサポート
エンタープライズ仕訳を使用して仕訳を転記するときに、付加フレックスフィールドへの仕訳属性のインポート・オプションをCloud Financialsにインポートできるようになりました。
[Planning]
・新規新規チュートリアル
属性階層を持つデータについてレポートする方法を示します。 フォームとダッシュボード、MRレポート、またはアド・ホック分析を含むSmart Viewで、ウェブ上の属性別に編成されたデータを表示およびレポートできます。
※英語でのご提供ですが、ブラウザの翻訳機能とともにご確認ください。
[重要な処理および考慮事項]
・デフォルトのEssbase問合せに制限を追加しないことに決定しました。
前回、11月(23.11)の更新以降、Essbase問合せ制限のデフォルト値(Essbase問合せを実行して情報を取得および配信できる最大時間)は900秒(15分)に設定する予定であることを通知しましたが、制限値を実装しないことに決定しました。したがって、Essbase問合せは引き続き無期限に実行できます。ただし、このデフォルトの動作は、setEssbaseQryGovExecTime EPM自動化コマンドを使用して変更することが可能です。
・EPM Cloud Redwood以外の背景テーマのサポートを終了する予定です
Oracle Redwoodの画面デザインは、ユーザー生産性の向上、トレーニング・コストの削減、ユーザー満足度の向上を支援しており、 Oracle Cloudユーザ-に幅広く採用されています。Redwood背景テーマへの移行をご計画下さいます様お願い致します。
Redwoodエクスペリエンスでは、2024年第1四半期*に、デフォルトのOracleテーマと、カスタム・ライトとカスタム・ダークの2つの追加外観オプションが提供されます。Redwood エクスペリエンスを現在使用しているすべてのEPM Cloud環境の外観は、現在デプロイされているバックグラウンド外観に基づいて、デフォルトのOracleテーマまたはカスタム・ダーク・テーマに自動的に移行されます。*時期は変更される可能性があり、セーフハーバーが適用されます。
Redwoodエクスペリエンスをデプロイしていない環境は、現在この変更の影響を受けません。2024年第2四半期に計画されている更新では、Oracleはこれらの環境を自動的に移行してRedwood エクスペリエンスを使用できるようにします。
詳細は、Customer Connect 2023年4月Cloud Customer Connectセッションをご確認ください。: EPM - EPM CloudのRedwoodテーマを使用する理由(英語セッションとなります。)
・Smart Viewアド・ホック動作アプリケーション設定のネイティブ・モード・オプションの今後の非推奨
Oracle EPM Cloudプラットフォーム上の多くのアプリケーションは、「標準」モードとは別に「ネイティブSmart Viewアド・ホック動作」モードをサポートしています。