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企業における生成AIのユースケースデモご紹介

2023年の調査によると、日本企業の50%が生成AIの導入を検討、32%が既に生成AIに投資する/している、という状況です。業務に生成AIを活用するユースケースとしては、テキスト生成や要約・社内FAQのような利用が広がっています。今後はその動きが加速し、経理業務などを担うERPにおいても生成AIが組み込まれ、業務が変革していくと予想されています。本投稿では、ERPにおける生成AI活用で考慮すべき観点とユースケースをご紹介いたします。

【ERPにおける生成AI活用で考慮すべき観点】

昨今、ERPを提供している会社が生成AIへの注力を表明していますが、ここではっきりさせておきたいのは、生成AI機能を利用できるのはオンプレミス型ERPではなく、SaaS型ERPとなります。

ご存知の方も多いと思いますが、SaaS型ERPはインフラ基盤の運用をベンダに任せて、アプリケーション部分が定期的にアップデートされて常に最新の状態でお使いいただける、現在主流となっているERPの提供形態です。

 

ただ、一般的なSaaSのアプローチでは、生成AIエンジンやインフラ基盤を他社に依存して、生成AIをERPに組み込むことがほとんどです。このアプローチでは、データが外部に出るので情報漏洩するリスクがあり、他社にAIの利用料金を支払うため、ユーザーに追加課金を求めるケースがほとんどです。

一方、オラクルはインフラ基盤を自社でカバーしており、お客様のデータやSaaSの利用料金をオラクル内でコントロールできる世界的にも珍しいSaaSベンダです。お客様は追加費用をかけることなく、アップデートにより最新の生成AI機能が使える環境を手にできます。お客様が最新機能のご利用でお困りの場合は、現在ご覧頂いているクラウドカスタマーコネクトで質問をしていただくか、弊社のカスタマーサクセスの担当者やコンサルティングサービスと連絡を取っていただくことも可能です。

ERPにおける生成AI活用で考慮すべき観点として、セキュリティやコストをご紹介しましたが、生成AIは具体的に業務にどのように組み込まれるのでしょうか?

 

【ユースケースデモのご紹介】

オラクルがERPに実装しようとしている生成AI機能の世界観が分かるようなユースケースデモをご紹介しますので是非、ご覧いただければ幸いです。(日本語字幕付き)


Oracle Fusion Applications 生成AIデモ(ナラティブレポーティング)

1つ目のデモは、財務レポートを対話的に作成するユースケースデモです。ERPが提示した財務上のインサイトを交えてレポートをブラッシュアップすることが可能です。また、ユーザーが分かりやすい資料作成を意識せずとも、レイアウトや図表を見やすくERPが生成できます。


Oracle Fusion Applications 生成AIデモ(プロジェクトプランニング)

2つ目のデモは、プロジェクトをリソースや財務面を考慮して自動生成するユースケースデモです。過去の類似プロジェクトから叩き台を生成し、プロジェクトの意図をERPに伝えながらブラッシュアップできます。同時にプロジェクトのマージンも表示されるので、費用対効果の高いプロジェクトを短期間で生成可能です。


以上、ご覧いただきありがとうございました。

このような、皆様の業務を改善するようなヒントを提供して参りますので、他の投稿もよろしければ閲覧いただければ幸いです。

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