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Cloud EPM: What's New 24.03 日本語翻訳の公開

Cloud EPMの月次更新について、新機能や考慮点等を紹介する「What's New」を翻訳しております。

新たに24.03版を公開いたしました。

以下のリンクをご確認ください。

What's New(日本語)

What's New(オリジナル/英語版)


[お知らせ]

・Essbaseバージョンのアップグレード

今後2か月以内に、非ハイブリッドEssbaseバージョンのすべての環境をハイブリッドEssbaseバージョンにアップグレードする予定です。この変更は、アプリケーションのキューブ構成には影響しません。たとえば、アプリケーションが非ハイブリッド・キューブを使用するように構成されている場合、ハイブリッド・キューブ構成には変更されません。

非ハイブリッドEssbaseバージョンをご利用のお客様は、事前のご確認をお願いいたします。

アプリケーションがハイブリッドEssbaseバージョンと互換性があることを確認するための新しいユーティリティを実装しています。「Essbaseアウトライン検証」メニュー・オプションは、「アプリケーション概要アクション」メニューにあります。(対象のバージョンの環境だけに表示されます。)「アウトライン事前検証レポート」を実行すると修正が必要なメンバー式のリストを表示します。

適用先: Financial Consolidation and Close、FreeForm、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting


24.03の月次更新の主なトピックは以下の通りです。

[EPMプラットフォーム]

・OCI (Gen 2)環境では、DMARC準拠の電子メール作成


・サービス管理者にREDWOODテーマの通知

サービス管理者のホーム・ページにたRedwoodエクスペリエンスに関する通知が表示されます。新しいテーマへの切り替えは24.04の更新で自動で実行されます。


・IDCSグループのEPMアクセス制御のサポート

EPM Cloudアクセス制御では、アイデンティティ・コンソールで作成できるIdentity Cloud Service (IDCS)グループが認識されるようになりました。


・祖先メンバー・アクセスの改善

新しい「デフォルト祖先アクセス」オプションを使用してアクセス割当てを自動化すると、ウェブおよびSmart ViewのEPM Cloudユーザーは、親レベルのメンバーにアクセスできない場合でも、祖先にズーム・アウトし、ツリー・ビューで階層を表示できるようになりました。 

適用先: EPCM、FCC、FreeForm、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting


・クローン環境 - 動作の変化

日次メンテナンスにおける環境のメンテナンス・スナップショットの作成が、ソース環境のクローン作成プロセスより優先されます。 以前は、クローン環境プロセスは日次メンテナンス・プロセスよりも優先され、その結果、後者はクローニング・プロセスによって終了させられるか、始まらないことがありました。


・日次メンテナンス・プロセス実行中に特定ジョブの実行が禁止されます

次のジョブは、日次メンテナンス中は開始できません。

データのインポート、メタデータのインポート、データのエクスポート、メタデータのエクスポート、データベースのリフレッシュ、キューブのクリア、キューブの再構築、コンパクト・アウトライン、データ・スライスのマージ、集計の最適化


・日次メンテナンス開始時間 - 動作の変化

HH:MM形式で開始時間を指定することで、日次メンテナンス・プロセスの開始を"分"まで特定できます。


[Account Reconciliation]

・アモチゼーション/アクリーションを実行する頻度を指定

頻度、およびアモチゼーションまたはアクリーションに適合する期間を構成できるようになりました。


[EDM]

・ビューポイントに追加されたノードの計算済名

ビューポイントに追加された新規ノードの名前は、式に基づいて計算して、リストまたは階層内のノードの一意の識別子を自動生成できるようになりました。


・ビューポイント検証およびディメンション・エクスポートのカスタム検証の重大度オプション

カスタム検証では、ビジネス・ルールをエラーとして強制するか、警告として強制するか、ビューポイントを検証してディメンションをエクスポートするときに無視するかを制御する追加の重大度オプションが提供されます。


・バインドされたディメンションのマップ・バインディングの削除

バインドされたディメンションに使用されなくなったか、意図せずに作成されたマップ・バインディングを削除できるようになりました。


・ディメンション・レベルのブロック・アウト期間設定

ブロック・アウト期間は、アプリケーションの個々のディメンションに対して有効または無効にできます


[Planning]

・サステナビリティのためのEPM - ソリューションの提供

プランニング・ビジネス・プロセスで構成されたベスト・プラクティス・ソリューションで、環境、社会およびガバナンス(ESG)情報のレポートとプランニングの両方の側面における課題を管理するのに役立ちます。ESGレポート・フレームワーク(CSRD、TCFD、ESRS、IFRS、GRIなど)をサポートします。


[重要な処理および考慮事項]

・Essbaseバージョンのアップグレード

今後2か月以内に、非ハイブリッドEssbaseバージョンのすべての環境をハイブリッドEssbaseバージョンにアップグレードする予定です。この変更は、アプリケーションのキューブ構成には影響しません。たとえば、アプリケーションが非ハイブリッド・キューブを使用するように構成されている場合、ハイブリッド・キューブには変更されません。


・static.oracle.comへのアクセスを許可

Oracle Redwoodエクスペリエンスが機能するには、イメージ・ファイル、JavaScriptおよびその他の静的コンテンツを提供するstatic.oracle.comへのアクセスを許可する必要があります。


・Microsoft Excelへのエクスポート時のデフォルト書式の変更

今後の更新では、タスク・マネージャ、補足データ・マネージャおよびエンタープライズ仕訳から表データをMicrosoft Excelにエクスポートするためのデフォルト書式が、.XLSではなく.XLSXに変更されます。


・インフォレットのサポートを中止するプラン

4月(24.04)の更新では、Oracleはインフォレットの作成のサポートを停止する予定です。 Redwoodエクスペリエンスを使用するアプリケーションでは、リスト・ページにインフォレットを作成するオプションが表示されなくなります。 Redwood以外のテーマを使用するアプリケーションでは、「インフォレット」ページの「作成」ボタンが無効になります。 24.04の後、インフォレットに対する将来の拡張やサポートはありません。


・EPM Cloud Redwood以外の背景テーマのサポートを終了する予定です

Oracle Redwoodの画面デザインは、ユーザー生産性の向上、トレーニング・コストの削減、ユーザー満足度の向上を支援しており、Oracle Cloudに幅広く採用されています。Redwood背景テーマへの移行をご計画下さいます様お願い致します。

4月の更新(24.04)以降、Redwoodエクスペリエンスでは、デフォルトのOracleテーマと、カスタム・ライトとカスタム・ダークの2つの追加外観オプションが提供されます。Redwood エクスペリエンスを現在使用しているすべてのEPM Cloud環境の外観は、現在デプロイされているバックグラウンド外観に基づいて、デフォルトのOracleテーマまたはカスタム・ダーク・テーマに自動的に移行されます。

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