Cloud EPM: What's New 24.09 日本語翻訳の公開
Cloud EPMの月次更新について、新機能や考慮点等を紹介する「What's New」を翻訳しております。
新たに24.09版を公開いたしました。
以下のリンクをご確認ください。
What's New(日本語)
What's New(オリジナル/英語版)
https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/readiness/epm/2024/epm-sep24/index.html
※英語サイトが刷新され、構成やURLが変更になりました。
24.09の月次更新の主なトピックは以下の通りです。
[EPMプラットフォーム]
・エア・ギャップ・バックアップのペア・リージョンのドキュメント化
高度なデータ保護とバックアップの可用性を確保するために、Oracleはセカンダリ・リージョンにエア・ギャップの日次メンテナンス・スナップショットを作成します。各リージョンのバックアップ・サイトとして機能するペアのOCI (Gen 2)リージョンをドキュメントに記載しました。
※東京DCと大阪DCがペア、シドニーDCとメルボルンがペアとなり、それぞれ本環境、バックアップ環境となります。
適用先:ARCS、EDM、EPCM、FCC、FreeForm、Narrative、Planning、Tax
・Microsoft Entra IDからOracle Identity Cloud Serviceへのユーザーおよびグループのプロビジョニングのドキュメント
「EPM Cloud管理者スタート・ガイド」に、Microsoft Entra IDからOracle Identity Cloud Serviceにユーザーおよびグループを自動的にプロビジョニングする手順が含まれるようになりました。
・Oracle Guided LearningアプリケーションIDおよびサーバーURLを設定するためのREST API
REST APIを使用して、Oracle Guided LearningアプリケーションIDおよびサーバーURLを設定できます。 特にEPM Cloud環境が多数ある場合に、設定時間が節約されます。
・アクティビティ・レポートの拡張ASOキューブ・ディメンション表
ASOキューブのディメンション表では、ASOルール・パフォーマンスの問題をより効果的に診断できるようになりました。
・Smart ViewのEPMブック拡張機能の更新
Oracle Smart View for Officeの更新されたEPMブック拡張機能をダウンロードしてインストールできるようになりました。
・データ管理とデータ統合におけるジョブ・スケジューリング
先般のご案内の通り、データ管理/データ統合ジョブの実行およびスケジューリングは、この更新からEPMプラットフォーム・ジョブ・スケジューラ・コンソールのみで実行可能となります。データ管理の古いスケジューリング機能は非推奨となりました。
データ管理で設定していたジョブを新しいジョブ・スケジューラ・コンソールに移行していない場合は、「プラットフォーム・ジョブ・スケジューラへのスケジュールの移行」ユーティリティを使用して移行する必要があります。
適用先:EPCM、FCC、Planning、Tax
・アプリケーション作成時のカレンダの拡張機能
会計年度の開始月が1月以外の新しいアプリケーションを作成する場合は、「会計年度開始日」 (「同一カレンダ年」または「前カレンダ年」)も選択する必要があります。 以前は、デフォルト・オプションは「同一カレンダ年」でした。 この更新では、新しいデフォルト・オプションは「前カレンダ年」となります。
適用先: EPCM、Planning
・オペレーショナル・ダッシュボードの問合せをパラレルで実行
オペレーショナル・ダッシュボードのダッシュボード問合せを順次ではなくパラレルで実行できるようになりました。
[Account Reconciliation]
・新規チュートリアル
※英語UIのみの提供となりますが、ブラウザの翻訳機能と組み合わせてご利用ください。
トランザクション照合のグループ属性
このチュートリアルでは、グループ属性を作成し、データ・ソースにグループ属性を割り当て、トランザクション照合でグループ属性を持つデータ・ソースにトランザクションをインポートする方法を学習します。
Account Reconciliationバランス・ロードの管理
このチュートリアルでは、データ統合を使用して残高をインポートし、Account Reconciliationにロードする方法を学習します。ターゲット・アプリケーション、期間およびカテゴリのマッピングの確認、 次に、統合を作成し、残高をAccount Reconciliationにインポートします。 最後に、プロファイルをレビューし、照合を作成します。
[EDM]
・新規ビデオ
カスタム検証の使用および作成
このビデオでは、対話型リクエストでのリアルタイム検証の操作方法、カスタム検証に関するレポートの実行方法、およびカスタム検証を作成して有効にする方法を説明します。
信頼できるエンタープライズ・データの検証のベスト・プラクティス
この概要では、EDMのさまざまなデータ管理タスクで使用する検証と制約、およびベスト・プラクティスの基本について説明します。
[FreeForm]
・FreeFormでIPMインサイト、自動プレディクトおよびプレディクティブ・プランニングがサポートされました