ダイナミック・スキルの日本語対応
OCW 2024で発表されましたが、ダイナミック・スキルが24Dで日本語を含む30言語に対応しました。(What’s New: 英語 日本語)
ダイナミック・スキルはHCM Baseに含まれる機能で、ビッグ・データを使ってスキルやジョブのディクショナリを動的に構築・保守する仕組みを持っています。この機能が拡充され、ディクショナリが多言語対応すると同時に、外部から入手したディクショナリやお客様自身のディクショナリを追加管理できるようになり、ディクショナリの情報をお客様自身が見てキュレーションすることが可能になりました。
OCWの日程に合わせて、プレスリリースが出ています。
Oracle Helps HR Teams Nurture Talent and Optimize Workforce Performance
日本語のプレスリリースは出ていません。英語のプレスリリースを日本語訳してみましたので、参考にどうぞ。
これから新たにお使いになる場合、最初から30言語に対応した新しいデータ・モデルになります。HCM Baseの契約があるお客様は、いつでもアクティブにできます。具体的な手順についてはマニュアル(24D 25A)をご覧ください。機能をアクティブにすると、AIがダイナミックに管理するディクショナリがお客さまの環境にでき、日本語を含む翻訳データもお使いいただけるようになります。たくさんあるスキルのどれを使うかはお客様が選択できます。また、ビッグ・データ内で検出された新しいスキルやジョブを、定期的に取り込むことができるようになります。
AIを使ったスキル・プラットフォームの構築とメンテナンス、やってみませんか?
Dynamic Skillsの情報収集には、専用フォーラムがありますのでご活用ください。
ちなみに、これまでダイナミック・スキルは英語のみサポートでしたので、複数言語対応のためにデータ・モデルが変更されます。すでにこの機能をお使いのお客様は、データ移行が必要になります。が、日本でお使いのお客様はいないと思いますので詳細は割愛します。