EPM Cloud:What's New20.12 日本語翻訳の公開
Announcement
20.12の月次更新の主なトピックは以下の通りです。
[EPM Cloud共通]
・CHROME 85-86およびCHROMIUM EDGE 85-86ブラウザの動作保証
Oracle EPM CloudでChrome 85-86およびChromium Edge 85-86ブラウザが動作保証されるようになりました。
・ORACLE SMART VIEW FOR OFFICEの新規バージョン
Oracle Smart View for Officeバージョン20.200がリリースされました。
・EPM自動化の更新
EPM自動化の新しいバージョンが使用可能です。
・月次更新の適用をスキップ(四半期更新の運用が可能となります。)
EPM自動化の新しいバージョンにskipUpdateコマンドが導入されました。
最大2つの更新サイクルに対してスキップ更新リクエストを設定できます。 2か月を超える月次更新をスキップすることはできません。 たとえば、環境が現在20.12上にある場合、21.01および21.02はスキップできますが、21.03はスキップできません。
サービス・リクエストを作成せずに、EPM Cloud本番環境へ月次更新適用タイミングを調整できます。
また、同様に、更新をスキップするためのREST APIも提供されました。
・新規外観オプション - REDWOODテーマ
新しいRedwoodテーマが、今月から、Enterprise Data Managementでも使用可能です。
[Planning]
・自動予測の詳細レポート
予測ステータス、使用メソッド、予測精度などの詳細を含む、ダウンロード可能なExcelワークシート形式のレポートで、予測結果の自動予測詳細を使用できるようになりました。
[Financial Consolidation and Close]
・新規チュートリアル
Financial Consolidation and Closeには、新しいチュートリアルが2つ用意されています。
#チュートリアルでは画面イメージを含む詳細な手順を説明しています。英語のみですがブラウザの翻訳機能等を利用してご確認可能です。
タスク・マネージャでのタスクの表示、更新および追加
Financial Consolidation and Closeでの補足データのレビュー、更新および分析
・データベース拡張のリフレッシュ
エンティティ構造が変更されていない場合、「所有権の管理」画面で「所有権の再計算」を行う必要はなくなります。
変更を有効にするには、連結/すべてのキューブに「DeltaDBRefresh」という代替変数を追加し、Trueに設定する必要があります。
・会社間レポートの拡張機能
会社間照合レポートにいくつかの拡張機能が追加されました。
・パフォーマンス代替変数
EnableSimpleAggregation、OptimizeDBRefresh、OptimizeYTDCalculation、およびOptimizeConcurrency代替変数を使用可能にすると、パフォーマンスを向上できます。
[今後の変更および考慮事項]
・RUNBUSINESSルールEPM自動化コマンド - 動作の変更
21.05の更新以降、runBusinessRule EPM自動化コマンドでは、Planning、Planningモジュール、Financial Consolidation and CloseおよびTax Reportingアプリケーションに対してルールセットを実行できなくなる予定です。 代わりに、runRuleSetコマンドを使用し、EPM自動化を使用してビジネス・ルールセットを起動する必要があります。
・複合フォームのサポート
2021年5月以降、Oracle Cloud EPMは複合フォームの正式なサポートを終了する予定です。 既存の複合フォームをEPM Cloudダッシュボードに変換し、サポートに関する問題をログに記録することをお薦めします。
・ナビゲーション・フローの水平タブのユーザビリティの拡張
今後数か月以内の更新で、動的タブ機能を導入しています。
例: 新しい一時タブでフォームからドリル・スルーを表示したり、フォームを設計モードで表示したり、フォームまたはダッシュボードからWebアド・ホックを開きます。右クリック・メニューからフォームを開きます。