EPM Cloud:What's New22.09 日本語翻訳の公開
EPM Cloud の月次更新について新機能や考慮点等を紹介する「What's New」を翻訳しております。
新たに22.09版を公開いたします。
★URL変更のお知らせ★
What's New(日本語)のURLが変更になっています。
お気に入り登録されていらっしゃる方はお手数ですが、変更をお願いいたします。
以下のリンクをご確認ください。
What's New(日本語)
https://docs.oracle.com/cd/E75749_01/tutorial/cloud/epm/wn/epm/new-epm-wn.htm
What's New(オリジナル/英語版)
https://www.oracle.com/webfolder/technetwork/tutorials/tutorial/cloud/epm/wn/epm/new-epm-wn.htm
22.09の月次更新の主なトピックは以下の通りです。
[EPM Cloud共通]
・OfficeドキュメントをSmart ViewからEPM Cloudに保存するための容量制限の増加
Smart ViewからOfficeドキュメントをEPM Cloudライブラリに保存する場合、これまでの5 MBから最大20 MBのファイルをアップロードできるようになりました。
・EPM統合エージェントOAuth 2.0のサポート
EPM統合エージェントは、OAuth 2.0認証プロトコルを使用してOCI (Gen 2) Oracle Enterprise Performance Management Cloud環境にアクセスできるようになりました。
・ドライ・ラン・データ・ロード
FCCおよびTax Reportingのお客様は、データ統合でデータ・ロードの予行演習を実行できるようになりました。 この機能を使用すると、アプリケーションにロードする前に、データ・ロード・ファイルで無効なレコードをスキャンできます。 データはターゲット・アプリケーションにロードされません。
・タスク・コメントの新規タスク・マネージャ・レポート
タスク・マネージャに、タスクに追加されたすべてのユーザー・コメントを要約する新しい標準レポートが含まれるようになりました。特定の期間またはスケジュールに対して「タスク・コメント」レポートを実行して、ユーザーがタスクに入力したすべてのコメントを表示できます。
・補足データ・マネージャの拡張
ワークフローとビューアのユーザー割当ての改善や複数行テキストの追加などが含まれます。
適用先: Financial Consolidation and Close、Tax Reporting
[Account Reconciliation]
・グループ管理コマンドのEPM自動化サポート
EPM自動化の新しいバージョンが使用可能になりました。
[EDM]
・リクエスト・アクティビティをファイルにダウンロード
「リクエスト・アクティビティ」ページに表示されるリクエストのサマリー情報は、オフライン参照および共有のためにExcelファイルにダウンロードできます。
・FINANCIALS CLOUD一般会計のセグメント値およびツリーとのエンド・ツー・エンドの統合
Financial Cloud一般会計アプリケーションへの接続を使用したディメンション・エクスポートには、Financials Cloud環境でインポートおよび公開プロセスを開始してセグメント値およびツリーの同期を完了するための追加のエクスポート後タスクを含めることができます。
[FCC]
・アプリケーション推奨の表示
サービス管理者は、構成タスクの実行や代替変数の有効化など、アプリケーションの推奨事項を表示できるようになりました。 推奨リストには、優先度、カテゴリ、モジュール、アーティファクト、推奨の説明および実装方法の説明が含まれています。 推奨メッセージのリストをCSVファイルにエクスポートすることもできます。
・エンティティがロックされている場合のレポート通貨への換算
エンティティがロックされ、計算ステータスが「OK」または「システム変更済」の場合でも、データをレポート通貨に換算できるようになりました。
・パフォーマンス代替変数
パフォーマンスを向上させるために、OptimizeConcurrency、OptimizePelimCalculation、EnableYearlyConsol、ParallelCustomDimDSO、およびParallelCustomDimTranslation代替変数を有効にできます。
[Narrative Reporting]
・共有レポートの使用
共有レポートは、共有レポート内のすべてのレポート・オブジェクト(グリッド、チャート、テキスト・ボックスおよびイメージ)を共有オブジェクトとして指定する新しいアーティファクト・タイプです。 共有オブジェクトは他のレポートに挿入できます。共有オブジェクトが更新されると、その共有オブジェクトを含むすべてのサブスクライブ・レポートが自動的に更新されます。
[Planning]
・高度な自動予測オプション
新しい自動予測オプションにより、「自動予測」ジョブを定義する際の柔軟性が向上し、一部のシナリオで予測結果を改善できます。
[考慮事項]
[EPM共通]
・Calculation Managerのエラーおよび警告の実施
今後のリリースで、Calculation Managerから起動、検証またはデプロイされるルールに対して、エラー&警告診断ツールを強制的に実行します。 この新しいプロセスに起因するエラーがある場合、Calculation Managerはルールを実行、検証またはデプロイしません。 この新しいプロセスは、リリース後にすべての新しいアプリケーションに適用されます。 既存のアプリケーションには、新しいエラー&警告診断分析に違反するルールを変更できるように、この新しいプロセスをバイパスする期限があります。 いずれの場合も、すでにデプロイされている既存のルールは、動作を変更せずにそのまま実行されます。