ERP Cloud: 全銀ロックボックス処理 - 23C機能拡張についてのご案内と留意事項
既に弊社担当とコミュニケーションを取らせて頂いているお客様もいらっしゃいますが、23Cより、全銀ロックボックスの処理について、以下の機能拡張が行われますのでお知らせいたします。
(1) ロックボックスプロセスで不要レコードを自動で除外
以前はロックボックスファイルをアップロードする前に不要なレコードを除外する必要がありましたが、今後は事前に処理する必要がありません。不要なレコードはロックボックスプロセスで除外されます。
(2) 入金番号の自動採番
以前は、ロックボックスファイルをアップロードする前に、データファイルに入金番号をセットする必要がありましたが、今後は事前にセットする必要はありません。データファイルに入金番号が入っていない場合、ロックボックスプロセスにより、自動的に入金番号が採番されます。入金番号は、送金名とシステム日付とシーケンスナンバーで構成されます。
(これまでと同様に、お客様が指定した入金番号を使用したい場合は、引き続き入金番号を指定することができ、この機能拡張による影響はありません。)
(3) 全銀用DFF が GDF に変更
この機能がリリースされた後に作成される入金につきましては、追加情報は、入金の付加フレックスフィールド(DFF)ではなく、'日本用入金' というコンテキストのグローバル付加フレックスフィールド(GDF)に表示されます。
以下の属性は、GDFで提供されます
i) グローバル属性 1 : 伝送名
ii)グローバル属性2 : 支払人カナ名
iii)グローバル属性3 : 顧客銀行名
iv)グローバル属性4 : 顧客銀行支店名
レポートなどで、このフィールドを使用しているお客さまは、修正が必要になりますのでご注意頂きますようお願いいたします。
詳細につきましては添付資料をご確認ください。