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会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【2】

皆様、こんにちは。前回はFAH(Fusion Accounting Hub)と呼ばれる自動仕訳生成機能の概要について説明いたしました。
今回は補助元帳アプリケーションの設定を行います。補助元帳アプリケーションの内容としてはFAHに入力する情報のフォーマットの定義になります。

※あくまでも今回は設定方法を伝えるのではなく、どのように仕訳が作成されるかをお見せすることを目的にしているので、簡単な仕訳作成ルールであることをご了承ください。また、デモ環境の都合上、勘定科目の妥当性についてもご容赦ください。実際は適切な勘定科目を設定できます。

まずは設定のためのExcelテンプレートをダウンロードします。

こちらはOracle Fusion Cloudのホーム画面になります。

これでダウンロードは完了です。

今一度、仕訳作成にあたっての入力情報と出力情報を確認します。今回はこの入力情報を定義いたします。

次に補助元帳アプリケーションの設定の大まかな手順が以下になります。設定は先程ダウンロードしたExcelを利用します。

ではここから詳しく説明いたします。

まず先程ダウンロードしたExcelを開いてください。開いたら2枚目のシートの遷移いたします。こちらは仕訳作成のルール名とイベントタイプを定義します。

入力する際には文字の制約に注意して頂ければと思います。

次に3枚目のシートに遷移します。こちらではヘッダーデータを定義します。今回はデフォルトで設定されているものに加えて、種類、摘要を設定します。

次に4枚目のシートに遷移します。こちらでは明細データを定義します。今回はデフォルトの設定のままにいたします。

4枚目まで入力しましたら、再び2枚目に遷移します。入力した情報がデータ上あっているかのルールチェックを行います。成功後は、今回定義したExcelをOracle ERP CloudにアップロードするためのZIPファイル作成をいたします。

こちらでExcelでの作業が完了となります。

今回はここまでになります。次回は実際にOracle ERP Cloud内で入力した情報に対してどう出力するかのルール作成の設定について紹介出来ればと思います。

ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。


こちらの手順書をダウンロードする場合は、以下のPDF版をご用意しております。

次回の投稿も見て頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

日本オラクルクラウドアプリケーション事業統括SE 小川悠太郎

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