Cloud EPM: 本番環境への25.11アップデートは適用されません
まとめ:
Cloud EPM 本番環境は、25.11の月次アップデートが適用されません。
この旨の通知は、Cloud EPM(Planning/PBCS/FCCS/EDM他) をご利用のすべてのサービス管理者に送信されています。
概要:
Oracle は 10月31日にお客様に対し、11月第3週の週末に本番環境に月次アップデート 25.11 を適用することを通知しました。
過去数ヶ月の「What's New」でお知らせしたように、今回のアップデートにはCloud EPMのデータベースであるEssbaseバージョン21.7.xxへのアップグレードが含まれています。Essbase 21.7.xx を含む月次アップデート25.11は、既にテスト環境に適用されています。しかし、この新しいEssbaseバージョンによって問題が発生したという報告が、一部のお客様から寄せられました。報告された問題はわずかでしたが、Oracleは最高品質のソフトウェアを提供することを保証するため、この月次アップデートを本番環境には適用しないことを決定しました。
したがって、本番環境はデフォルトでは 25.11 アップデートで更新されません。
考慮点:
Account Reconciliation/ARCS、Narrative Reporting、およびEnterprise Data Management環境:
これらのビジネスプロセスではデータベースであるEssbaseを使用しないため、本件に関連した問題は起こりません。これらのビジネスプロセスを含む本番環境を25.11アップデートに更新したいお客様は、お手数ではございますが、サービスリクエストを作成してください。
Planning/PBCS、Financial Consolidation and Close/FCCS、Enterprise Profitability and Cost Management、Tax Reporting、Profitability and Cost Management環境:
これらのビジネスプロセスではデータベースにEssbaseを使用しています。ただし、25.11にアップデートされたお客様のテスト環境で問題が発生しておらず、本番環境を25.11にアップデートしたい場合は、サービスリクエストを作成してください。
このお知らせについてご質問がある場合は、サービスリクエストを作成してください。
本文は、以下の抄訳となります。
25.11 update will NOT be applied on the production environments