NetSuite の始め方| SuiteQL結合タイプ: 外部結合

NetSuite の始め方| SuiteQL Overviewの記事では、SuiteQLのd機能という基本概念について考察しました。これについては、「NetSuiteの始め方| SuiteQL: SuiteQL結合タイプの概要」で続き、様々な結合タイプについて説明しました。この記事では、外部結合という特定の結合タイプに焦点を当てています。

外部結合は、共通値に基づいて2つの表からデータを取得するために使用されますが、内部結合とは異なり、使用する外部結合のタイプに応じて、1つまたは両方の表の一致しない行が含まれます。これにより、2つの表の間に完全一致がない場合でもデータが失われなくなります。

内部結合では、両方の表に一致する値を持つ行のみが返されますが、外部結合では、1つまたは両方の表のすべての行と、一致した行(使用可能な場合)が返されます。内部結合の詳細は、NetSuite | SuiteQL結合タイプ: 内部結合の新機能を参照してください。

SuiteQLで対応している外部結合のタイプ

SuiteQLでは、次のタイプの外部結合がサポートされます。

• 左外部結合左側の表のすべての行、および右側の表の一致する行を返します。一致しない場合、結果には右側の表の列にNULLが含まれます。
• 右外部結合右側の表のすべての行、および左側の表の一致する行を返します。一致しない場合、結果には左側の表の列にNULLが含まれます。
• 完全外部結合左または右の表に一致がある場合にすべての行を返します。いずれかの表で一致しない行は、欠落している側に対してNULL値になります。

外部結合を使用する理由

外部結合は、一部のデータ・ポイントがない場合でも、完全な可視性が必要な場合に役立ちます。一般的なユースケースは次のとおりです。

• すべての顧客を表示するレポート(まだ購入していない顧客を含む)。
• 在庫監査: トランザクション履歴がなくても、すべてのアイテムがリストされます。
• 仕入先分析: 処理中の発注書がない場合でも仕入先が表示されます。

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