NetSuite の始め方 | N/record: record.copy.promise(options)メソッド

前の記事NetSuiteの始め方 | SuiteScript 2.xモジュールの理解で、レコードの操作に使用されるSuiteScriptモジュールおよびN/recordモジュール、「NetSuiteの始め方 | N/recordモジュールの概要」を学習しました。次に、N/record: record.copy.promise(options) Methodのメンバーの1つを詳しく見ていきます。

record.copy.promise(options)メソッドを使用すると、既存のレコードのコピーを非同期に作成できます。promisesを使用すると、非ブロッキングの実行が可能になります。これは、SuiteScript 2.1以上のスクリプトや、長時間実行されるプロセスがパフォーマンスに影響を与える可能性があるコンテキスト内で特に役立ちます。

パラメータ

パラメータ	タイプ	必須	摘要
options	オブジェクト	はい	レコードのコピーのオプション
options.type	文字列。	はい	レコード・タイプ(record.Type.SALES_ORDERなど)
options.id	数値	はい	コピーするレコードの内部ID
options.isDynamic	ブール	いいえ	動的レコードを返すかどうか trueに設定すると、レコードは動的モードで作成されます。 falseに設定すると、レコードは標準モードで作成されます。 デフォルトでは、この値は falseです。
options.defaultValues	オブジェクト	いいえ	コピーされた新規レコードのフィールド値を設定します。

例: 動的モードでの注文書の作成

/**
 * @NApiVersion 2 .1
  * @NScriptType Suitelet 
 */

define(['N/record','N/log'], function(record,log) {
async function onRequest(scriptContext) {
var newSalesOrder = await record.copy.promise({
type: record.Type.SALES_ORDER,
id: 18341,
isDynamic: true
});
newSalesOrder.setValue({
fieldId: 'memo',
value: 'Copied from Sales Order #18341 and Created via copy.promise'
});
        // Save the new record
        var newRecordId = await newSalesOrder.save();
        log.debug('New Sales Order created with ID', newRecordId);