会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【3】
皆様、こんにちは。前回はFAH(Fusion Accounting Hub)と呼ばれる自動仕訳生成機能の補助元帳アプリケーションの作成について説明いたしました。
今回は前回Excelで作成した補助元帳アプリケーションを、Oracle ERP Cloud側にアップロードする作業になります。
補助元帳アプリケーションの内容としてはFAHに入力する情報のフォーマットの定義になります。
前回からの続きですので、前回以前を未読の方は以下から読んで頂けると幸いです。
※あくまでも今回は設定方法を伝えるのではなく、どのように仕訳が作成されるかをお見せすることを目的にしているので、簡単な仕訳作成ルールであることをご了承ください。また、デモ環境の都合上、勘定科目の妥当性についてもご容赦ください。実際は適切な勘定科目を設定できます。
まずはOracle ERP Cloudの画面を開きます。
こちらで補助元帳アプリケーションのアップロード設定が終わりました。次回は実際にFAH内での変換ルールの設定方法について紹介出来ればと思います。
ここで次回に行く前に1つFAHの機能についてご紹介させて頂きます。
それが「サポート参照」です。サポート参照は補助元帳内で会計フレックスフィールド以外に追加情報を明細レベルで保持出来る仕組みです。大きな特徴として、残高あり、なしどちらも保持することが可能です。このサポート参照機能を利用することで、お客様の見たい視点で情報の確認が可能です。サポート参照も次回のルール設定で設定するので、覚えて頂けると幸いです。
今回はここまでになります。
ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。
こちらの手順書をダウンロードする場合は、以下のPDF版をご用意しております。
次回の投稿も見て頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
日本オラクルクラウドアプリケーション事業統括SE 小川悠太郎