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【初心者向け】SuiteScriptをNetSuiteへアップロードしてデプロイする方法

編集済:Jun 2, 2025 2:54PM ヒントとベスト・プラクティス 1コメント

📝 記事の概要

NetSuiteのカスタマイズを進める中で、SuiteScriptを利用する機会は多いですが、スクリプトのアップロードやデプロイ方法に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、SuiteScriptのアップロードからデプロイまでの手順 を詳しく解説します。

  • 対象読者: NetSuiteでSuiteScriptを初めてデプロイする方
  • 学べること:
    • スクリプトファイルのアップロード方法
    • スクリプトレコードの作成と設定方法
    • デプロイメントの設定方法と注意点

1. SuiteScriptとは?

SuiteScript は、NetSuiteのカスタマイズや自動化を実現するための JavaScriptベースのスクリプト です。
主な種類として、以下のようなスクリプトが存在します。

スクリプトタイプ

説明

ユーザーイベントスクリプト(UE)

レコードの作成、編集、削除時に処理を実行

クライアントスクリプト(CS)

NetSuite UI上でのユーザーアクションに応じた処理

スケジュールスクリプト(SS)

定期的なバッチ処理を実行

RESTletスクリプト

REST APIを介してデータを取得・送信

💡 ポイント
SuiteScriptには 1.02.0 がありますが、新規開発では 2.0 の使用が推奨されています。

2. SuiteScriptのアップロード方法

まず、NetSuiteに JavaScriptファイル(.js) をアップロードする必要があります。

① スクリプトファイルを準備

以下の例は、顧客レコードが保存される前にログを出力するユーザーイベントスクリプト です。

/**
* @NApiVersion 2.x
* @NScriptType UserEventScript
*/
define(['N/record', 'N/log'], function(record, log) {
function beforeSubmit(context) {
var newRecord = context.newRecord;
log.debug("スクリプト実行", "レコードID: " + newRecord.id);
}
return { beforeSubmit: beforeSubmit };
});

② NetSuiteにスクリプトをアップロード

  1. [カスタマイズ] > [スクリプト] > [スクリプトファイル]
  2. [新規] をクリック
  3. スクリプトファイル(.js)を選択してアップロード
  4. 保存

📌 注意点: アップロード後、スクリプトレコードの作成 が必要です。

3. スクリプトレコードの作成

アップロードしたスクリプトを NetSuite上で実行できるようにする ために、スクリプトレコード を作成します。

① スクリプトレコードを作成

  1. [カスタマイズ] > [スクリプト] > [スクリプト]
  2. [新規] をクリック
  3. スクリプトタイプを選択(例: ユーザーイベントスクリプト)
  4. アップロードしたスクリプトを選択
  5. スクリプト名、IDを設定
  6. 保存

📌 スクリプトIDの命名ルール

  • NetSuite標準: customscript_〇〇〇
  • 管理しやすくするための推奨例: customscript_customer_event

4. スクリプトのデプロイ

スクリプトを適用するためには、デプロイメントを作成 する必要があります。

① スクリプトデプロイメントの作成

  1. スクリプトレコード画面[スクリプトデプロイメント] タブ
  2. [新規] をクリック
  3. 適用するレコードを選択(例: 顧客(Customer))
  4. イベントタイプを選択(例: beforeSubmit
  5. 実行ユーザーや役割を設定
  6. 保存 & 実行

📌 ポイント

  • テスト環境(Sandbox)で事前検証 するのがベスト
  • スクリプトが 期待通りに動作するかログで確認

5. デプロイ後の確認方法

① スクリプトのログを確認

  1. [カスタマイズ] > [スクリプト] > [スクリプトログ]
  2. スクリプトのエラーやデバッグメッセージを確認

② スクリプトが適用されているかチェック

  • スクリプトを適用した レコードを開き、動作を確認

6. トラブルシューティング

エラー

解決策

スクリプトが動作しない

- スクリプトIDが正しいか確認
- デプロイメントが有効になっているか確認

エラー: "Record is locked"

- 他のスクリプトやワークフローと競合していないか確認

スクリプトログに何も出力されない

- log.debug() を適切に設定し、スクリプトログを確認

7. まとめ

SuiteScriptのアップロード
スクリプトレコードを作成
スクリプトをデプロイして適用
ログで動作を確認し、必要に応じて修正

NetSuiteのカスタマイズを進めるなら、SuiteScriptを活用できると業務の効率化 が可能です!
今後も ワークフローとの併用やスケジュールスクリプト など、応用的な活用方法についても解説していきます。

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