クライアントスクリプトを介して、親トランザクションのサブリストの情報を子トランザクションにコピーする

適用

製品:  NetSuite 2023.1

 

 

シナリオ

クライアントスクリプトを介して、親レコードまたは作成元のレコードからの情報は子レコードにコピーできます。

解決策

以下のサンプルロジックでは、親の注文書から配送への流れを表します。

1. 配送レコードの作成元を参照して、注文書のIDを取得します。
2. nlapiLoadRecord APIを介して、注文書レコードをロードします。
3. nlapiLoadRecordが返した注文書のアイテムサブリストにループします。同時に、配送のアイテムサブリストにループして、値をコピーします。
    

上記の手順3を詳しく説明します。

1. nlapiGetLineItemcountを介してサブリストのライン数をカウントします。配送は注文書から作成されたため、ライン数は同じです。
2. nlapiSelectLineItemを介して、配送の特定なサブリストのラインを選択します。
3. 注文書にて、nlapiGetCurrentLineItemValueを介して、アイテムサブリストの値を取得します。
4. nlapiSetCurrentLineItemValueを介して、注文書からの値を配送のサブリストラインに設定します。
5. 最後に、nlapiCommitLineItemを介して、情報の追加を終了します。

サブリストを作動するAPIの完全な一覧については、SuiteAnswers 10282: サブリストのAPIを参照します。

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