SuiteScript 2.0 の N/Query モジュールを使用した 仕入先および 仕入先住所帳テーブルの結合

適用

製品:  NetSuite 2024.1

 

シナリオ

SuiteScript 2.0のN/queryモジュールを使用して、仕入先と仕入先住所帳を結合し、すべての住所の詳細を取得したい。この記事では、runSuiteQLまたはrunSuiteQLPagedで使用するクエリテキストを作成します。

解決策

テーブル vendorと vendoraddressbookは、それぞれのフィールド id と entity を使って結合することができます。しかし、vendoraddressbookテーブルには住所の詳細が含まれていないので、別のテーブルであるvendoraddressbookentityaddressに参加して、住所の詳細を取得する必要があります。フィールドaddressbookaddressとnkeyでvendoraddressbookとvendoraddressbookentityaddressを結合することができます。

注: runSuiteQL/runSuiteQLPagedを使用してクエリを実行する際に、N/queryでAnalyticsデータソースを使用しています。

サンプルコード:

 
var queryText =  
      "SELECT a.id," +   
          "a.altname, " +  
          "a.email, " + 
          "b.defaultshipping, " + 
          "b.defaultbilling, " + 
          "b.label, " + 
          "c.addr1, " + 
          "c.addr2, " + 
          "c.addr3, " + 
          "c.addressee, " + 
          "c.attention " + 
       "FROM vendor a " + 
       "LEFT JOIN vendoraddressbook b " + 
       "ON a.id = b.entity " + 
       "LEFT JOIN vendoraddressbookentityaddress c " + 
       "ON b.addressbookaddress = c.nkey"; 
var results = query.runSuiteQL({ 
      query: queryText 
}); 

 

 

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