定期スクリプトの実行後にアイテムレコードの総数をログする

適用

製品:  NetSuite 2024.1

 

シナリオ

定期スクリプトを使用して、実行後に変更されたアイテム・レコードの合計数をログに記録します。問題は、定期スクリプトが実行されるたびに、カウンタの値がゼロにリセットされることです。

解決策

この回避策は、定期スクリプトが実行されるたびに値を格納できるカスタム・レコードを作成する。

1. カスタムレコードを作成
   1. カスタマイゼーション>リスト、レコード、およびフィールド>レコードの種類>新規に移動
      • 名前:選択した名前の入力
      • ID: _executionLogを入力
   2. 保存をクリック
2. 新規カスタム・レコード・フィールドの作成
   1. カスタマイゼーション>リスト、レコード、およびフィールド>レコードの種類に移動
   2. ステップ1で作成したカスタム・レコードを開く
   3. フィールドをクリック
      1. 新規フィールドをクリック
         • ラベル:優先ラベルの入力
           例:合計実行
         • Id: _totalExecutionを入力
      2. 保存をクリック
3. スクリプトを作成し、定期スクリプトの最初にカスタム・レコードを最初にロードします:
   var record = nlapiLoadRecord('customrecord_executionLog','1'); //1 is the Internal ID of the Internal Record
4. レコードの値を取得します:
   var totalExecution = parseInt(record.getFieldValue('custrecord_totalExecution'));
5. レコードが変更されるたびにForループに追加します:
   totalExecution = totalExecution+1;
6. レコードにフィールド値を設定し、後で記録します:
   record.setFieldValue('custrecord_totalExecution',totalExecution);
   nlapiSubmitRecord(record);
   nlapiLogExecution('DEBUG','SCHEDULED SCRIPT RUNTIME', totalExecution);

ユーザーは以下のサンプルコードを執行できます。実行回数をログして、カスタムレコードの内部IDは正しいことを確認できるような定期スクリプトです。

function scheduledScript() { 
    var record = nlapiLoadRecord('customrecord_executionLog', '1'); 
    var totalExecution = parseInt(record.getFieldValue('custrecord_totalExecution')); 
    totalExecution = totalExecution + 1; 
    record.setFieldValue('custrecord_totalExecution', totalExecution); 
    nlapiSubmitRecord(record); 
    nlapiLogExecution('DEBUG', 'SCHEDULED SCRIPT RUNTIME', totalExecution); 
}

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