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NetSuite の始め方 | 「IPアドレスルール」機能の有効化には注意が必要
NetSuite は、データやユーザーアカウントへのアクセスを制限することでセキュリティを強化することを目指しています。標準の認証オプションに加えて、IPアドレスルールによってユーザーのログインを制限することもできます。この機能を使用すると、特定のIPアドレスからのみユーザーがログインできるように設定できます。この機能は正しく設定されれば非常に有用ですが、誤って設定するとユーザーがアカウントにアクセスできなくなる可能性があります。したがって、この機能を有効にする必要がある場合は、以下の手順に従って正確に設定してください。
この機能を有効にするには:
- Setup > Company > Enable Features に移動します。
- Company サブタブの Access セクションで、IP Address Rules ボックスにチェックを入れます。
- [Save] をクリックします。
- 単一のIPアドレス、例: 223.48.67.39
- IPアドレスの範囲、ダッシュで区切り、スペースを含まない、例: 128.45.67.80-128.45.67.99。123.45.67.80-99 として同じ範囲を示すこともできます。
- スペースまたはコンマで区切られたIPアドレスのリスト、例: 123.45.67.90, 123.45.67.97,...
- フルネットマスクを持つIPアドレス、例: 123.45.67.80/255.255.255.0
重要:ログアウトする前に、正しいIPアドレスが入力されていることを確認してください。これは重要なステップです。Allow IP Addresses フィールドが None であり、アカウントからログアウトすると、アクセスが許可されません。
従業員がIPアドレスの制限付きの複数の役割を持っている場合、Inherit IP Rules from Company ボックスがチェックされていると、その従業員は Setup > Company > Company Information にリストされているアドレスまたは従業員レコードにリストされているアドレスからのみその役割にアクセスできます。
ユーザーがアカウントにアクセスできなくなった場合、NetSuite サポートにケースを提出する必要があります。この機能を無効にするには長い確認と管理承認のプロセスが必要であり、ユーザーがNetSuiteアカウントに再度アクセスできるまで数日かかることがあります。IPアドレスによる制限の代わりに、二要素認証 (2FA) の使用を検討してください。頻繁にIPアドレスを変更するのではなく、2FAを使用する方が望ましいです。
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Veronica Steluta Mincior