SuiteScript1.0を使用して注文書の未請求額を表示する

適用

製品:  NetSuite 2022.1

シナリオ

未請求額は、まだ請求されていない注文書の金額であり、特定の顧客の合計が顧客レコードに反映されます。レポート作成や分析などのさまざまなビジネス目的で、ユーザーは、ビジネス目標の達成を支援するために、未請求の注文書を注文書に表示することを決定する場合があります。

解決策

カスタムフィールドとBeforeLoad機能を備えたユーザーイベントスクリプトを使用して、ユーザーは注文の未請求額を表示し、さまざまな目的でこの値を利用できます。

1. トランザクションボディーフィールドを作成します
   
   • カスタマイゼーション> リスト、レコード、およびフィールド> トランザクションボディーフィールド> 新規作成に移動します
   • トランザクションボディーフィールドページで、次の値を入力します
   • ラベル:任意の値を入力します(例:未請求額)
   • ID:任意の値を入力します(例:_amount_unbilled)
   • 種類:通貨
   • 次に適用サブタブで、販売チェックボックスをオンにします
   • トランザクションボディーフィールドを保存します
2. 次のサンプル・コードを使用して、「ロード前」機能が注文書レコード・タイプにデプロイされたユーザー・イベント・スクリプトを作成します。
   注: ロード前関数を使用したスクリプトの定義の詳細は、SA記事10553「スクリプト・レコードの作成ステップ」を参照してください。

function showUnbilled(type, form, request) {
var recordId = nlapiGetRecordId();
var recordType = nlapiGetRecordType();
if (recordId) {
var column = [];
column[0] = new nlobjSearchColumn('amountunbilled');
var filter = [];
filter[0] = new nlobjSearchFilter('internalid', null, 'anyof', recordId);
filter[1] = new nlobjSearchFilter('type', null, 'anyof', 'SalesOrd');
filter[2] = new nlobjSearchFilter('mainline', null, 'is', 'T');
var search = nlapiSearchRecord('transaction', null, filter, column);
if (search) {
var search_amount = parseFloat(search[0].getValue('amountunbilled'));
var rec_amount = parseFloat(nlapiGetFieldValue('custbody_amount_unbilled'));
if (rec_amount != search_amount) {
nlapiSubmitField(recordType, recordId, 'custbody_amount_unbilled', search_amount);
nlapiSetRedirectURL('RECORD', recordType, recordId);
} else if (search_amount == '0' && rec_amount != '0') {
nlapiSubmitField(recordType, recordId, 'custbody_amount_unbilled', search_amount);