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会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【4】

皆様、こんにちは。前回はFAH(Fusion Accounting Hub)と呼ばれる自動仕訳生成機能で、Excelで作成した補助元帳アプリケーションを、Oracle ERP Cloud側にアップロードする作業について説明いたしました。

今回は実際に取引情報から会計仕訳へと変換するルールを設定するところになります。

補助元帳アプリケーションの内容としてはFAHに入力する情報のフォーマットの定義になります。

前回からの続きですので、前回以前を未読の方は以下から読んで頂けると幸いです。

会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【1】

会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【2】

会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【3】

※あくまでも今回は設定方法を伝えるのではなく、どのように仕訳が作成されるかをお見せすることを目的にしているので、簡単な仕訳作成ルールであることをご了承ください。また、デモ環境の都合上、勘定科目の妥当性についてもご容赦ください。実際は適切な勘定科目を設定できます。

こちらで改めて仕訳生成ロジック設定の全体像を掲載いたします。前回までは下の青枠で囲ったイベントの設定(Excelでのセットアップ)を説明いたしました。今回は上の青枠で囲ったルールを定義する部分になります。

こちらも再掲になりますがFAHの設定項目一覧です。1-9まである内、5までは設定の必要がございますが、6以降は必要に応じて作成をいたします。今回の設定で利用する部分は青枠の部分、つまり1-7までとなります。1に関しては前回までの投稿までで完了しております。また、FAHは各項目で決めてたルールそれぞれが独立していて、それらのルールを組み合わせて定義するので、必ずしも番号通りに設定する必要はありません(ただ1に関しては最初に行う必要があります)。今回は1→7→6→5→4→2→3の順番で進めていきます。

入力情報と出力情報についてイメージに対して、先程の項目に対して、仕訳のどの部分を設定しているかをマッピングしたものになります。1つ1つの項目について後ほど説明をしていきます。

ではまず7摘要ルールについてです。摘要ルールは補助元帳仕訳のヘッダーまたは明細に表示される摘要の要素を定義します。言い換えますと、Excelで定義した項目の内、どの項目を仕訳の摘要に入るソースとするかというルールを決める部分になります。上の図で説明すると、出力情報(仕訳)の摘要を入力情報(取引データ)の摘要が反映されるルール設定でございます。

では画面を見てきましょう。[3]の画面の続き(以下の画像)からスタートをしていきます。

補助元帳アプリケーションはExcelでセットアップしたものです。

Excelで定義したデータ項目の内、仕訳の摘要のソースとなる項目を選択します。

こちらで摘要ルールの設定が完了になります。これで取引のデータの項目の"Abstracts"に入れたデータが仕訳の摘要の部分に反映されます。

今回はここまでとなります。次回は6マッピングからスタートをしたいと思います。

ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。


こちらの手順書をダウンロードする場合は、以下のPDF版をご用意しております。

次回の投稿も見て頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

日本オラクルクラウドアプリケーション事業統括SE 小川悠太郎

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