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会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【5】

皆様、こんにちは。前回はFAH(Fusion Accounting Hub)と呼ばれる自動仕訳生成機能で、摘要ルールを設定する方法について説明いたしました。

今回は実際に取引情報から会計仕訳へと変換するルールのロジックを作成するところになります。

前回からの続きですので、前回以前を未読の方は以下から読んで頂けると幸いです。

会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【1】

会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【2】

会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【3】

会計仕訳を自動作成!そうだFAHを設定してみよう!【4】

※あくまでも今回は設定方法を伝えるのではなく、どのように仕訳が作成されるかをお見せすることを目的にしているので、簡単な仕訳作成ルールであることをご了承ください。また、デモ環境の都合上、勘定科目の妥当性についてもご容赦ください。実際は適切な勘定科目を設定できます。

こちらで改めて仕訳生成ロジック設定の全体像を掲載いたします。前回までは下の青枠で囲ったイベントの設定(Excelでのセットアップ)を説明いたしました。今回は上の青枠で囲ったルールを定義する部分になります。

こちらも再掲になりますがFAHの設定項目一覧です。1-9まである内、5までは設定の必要がございますが、6以降は必要に応じて作成をいたします。今回の設定で利用する部分は青枠の部分、つまり1-7までとなります。1に関しては前回までの投稿までで完了しております。また、FAHは各項目で決めてたルールそれぞれが独立していて、それらのルールを組み合わせて定義するので、必ずしも番号通りに設定する必要はありません(ただ1に関しては最初に行う必要があります)。今回は1→7→6→5→4→2→3の順番で進めていきます。

入力情報と出力情報についてイメージに対して、先程の項目に対して、仕訳のどの部分を設定しているかをマッピングしたものになります。1つ1つの項目について後ほど説明をしていきます。

前回は7摘要ルールについて設定しました。今回、設定の説明するのは6マッピング・セットと5勘定科目ルールになります。マッピング・セットは取引の入力値(例: 取引タイプ、BUなど)をキーに、勘定科目の特定のセグメント値を返す参照表になります。そして勘定科目ルールは仕訳の勘定科目(全体または各セグメント)を、マッピング・セットや定数、条件式などで導出するルールです。つまりマッピング・セットは入力値に対して勘定科目値を決定する変換ロジックの一つで、勘定科目ルールは変換ロジックの方法を選ぶルールとなっております。

ではまずはマッピング・セットを作成していきましょう。[4]の画面の続き(以下の画像)からスタートをしていきます。尚、マッピング・セットは外部からのインポートも可能になります。

入力ソースは入力値の内、どの値を利用するか決定する所になります。

入力した値に応じてどのような勘定科目値の組み合わせ(出力値)を選択するかを入力します。

ここまでが6マッピング・セットになります。次から5勘定科目ルールの設定になります。

勘定科目ルールは、作成ルールが出力予定の仕訳の貸方と借方と違う場合には、それぞれ作成する必要があります。今回は、借方には作成したマッピング・セットで、貸方には定数を利用するので、2つ作成します。

まずは借方のルールを作成していきます。

次に貸方のルール設定です。定数というのは、入力値に限らず決まった固定値を返すルールとなっております。

こちらで5勘定科目ルールの設定が完了になります。

今回はここまでとなります。次回は4仕訳明細ルールからスタートをしたいと思います。

ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。


こちらの手順書をダウンロードする場合は、以下のPDF版をご用意しております。

次回の投稿も見て頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

日本オラクルクラウドアプリケーション事業統括SE 小川悠太郎

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