NetSuite の始め方 | 複数通貨機能

通貨は企業が財務取引を行い、その財務取引を測定するために使用する通貨単位です。NetSuiteでは、各企業または子会社が独自の基本通貨を持っています。これは企業/子会社ごとに記録とレポートが維持されるデフォルトの通貨です。基本通貨は一般元帳に影響を与える取引の記録に使用されます。ほとんどの取引で基本通貨が使用されますが、ビジネス運営の中で外国通貨を使用する場合もあります。

複数通貨機能により、企業や子会社は基本通貨以外の異なる通貨を使用して記録と取引を行うことができます。この機能が有効になっている場合、NetSuiteは外国通貨の金額を企業や子会社の基本通貨に変換するのに役立ちます。通貨為替レートを介してこの機能が有効にされます。

この設定を有効にするためには、以下の手順に従ってください：

1.Set Up > Company > Enable Features に移動します。

2. Company タブに移動します。

3. 国際セクションの下で、Multiple Currencies をクリックします。

4. Save をクリックします。

この機能が有効になると、ユーザーは以下のことができます：

• ISO標準通貨を追加することができます。

• Financial タブの通貨サブタブを介して、見込み客、顧客、またはベンダーのレコードに異なる通貨を追加することができます。

• 仕訳や売上・購入取引など、新しく作成された取引の通貨を定義することができます。

• 商品レコードの購入価格と販売価格を複数の通貨で追加することができます。

重要な注意：NetSuiteアカウントに外国取引が記録されている場合、この機能を無効にすることはできません。

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