NetSuiteの始め方 |償却テンプレート101: 許可と種類

前の記事では、延期勘定とその償却機能との関連での重要性について説明しました。

次に、償却テンプレートについて説明します。償却テンプレートは、アイテムの購入によって作成された償却スケジュールの条件を定義します。

償却機能を有効にすると、複数のテンプレートを作成して経費を繰延する条件を定義できます。これらのテンプレートは、関連するアイテムおよび経費に関連するコストを記録する方法を指定する償却スケジュールの生成に役立ちます。

償却テンプレートの作成についてさらに詳しく調べる前に、まず必要な権限と使用可能な様々なタイプのテンプレートについて説明します。

ユーザーにはアクセス権を付与でき、「許可」タブで償却スケジュールおよびテンプレートを作成し、「リスト」サブタブに移動して「償却スケジュール」を検索することができます。

NetSuiteには、次の2つのタイプのテンプレートがあります。

• 標準–このタイプでは、テンプレートの「方法」および「条件ソース」を入力する必要があります。

• 変数–このタイプを選択すると、完了率の認識にこのテンプレートが使用されます。アイテム・レコードで変数テンプレートが選択され、償却金額はジョブ完了金額によって決まります。

このタイプのスケジュールは、プロジェクト管理機能が有効になっている場合に使用できます。詳細は、「プロジェクトに対する完了率償却の使用」を参照してください。

注意:「変数」を選択した場合、「認識方法」、「認識条件ソース」、「認識期間」、「期間相殺」、「開始相殺」および「初期金額」のテンプレート・フィールドは設定できません。予定されている変動償却には予測金額が含まれません。

今後の記事では、償却テンプレートに関連付けられた様々な償却方法および期間ソースをさらに検討し、機能の理解を深めるための例を紹介します。

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